「どこまで受けました?」

シータをやってる、というと聞かれる質問。

まあ、数段階のいくつものクラスがあるシータだと、会話を続けるうえでのネタ仕込みの一環として、自然に使いますよね。
相手がたとえば基礎クラス受講直後だというのに気づかずに、上級クラスの話をもちかけてしまっても会話が弾まないわけですから。

ただ、その質問に

「上のクラスを受講済みのほうが偉いでしょ。さあ、どっちのほうが上か、決めましょう。あなたはどこまで受けたの?私は~~クラスまで」

と、まるでポーカーや麻雀をするかのような勝ち負け・優劣、そこまででなくとも「点数の高さ」を競うニュアンスが含まれてるなと感じることがごく稀にですがあり、無意識に顔をしかめたくなる心地がすることがあります。

これ、レイキのときも感じてました。
自分はファースト~サードまで、それぞれ数ヶ月間の間隔を空けて、じっくり練習を積んでから段階を踏んでいったのですが、ファーストの伝授を受けたあとでレイキをやってる人に会って話したときにそれをサードやティーチャー伝授済みの人に話すと、鼻で笑われるというか、べつに全員が全員じゃないんですがそういうニュアンスを感じたことがあったんです。

なんていうか、そういうとき、悲しいまでに
「違う」
と思えてしまって。
まあ、真実の観点からいえば「そう思うのが良いと思う人はそう思っていても良い」みたいな結論に行き着くわけで、それは確かにそうなんだけれども、個人的には好きじゃないです。
そういう、人をヒーリングクラスの受講歴の有無で値踏みするような価値判断基準でモノを言ったり態度を変えたりするというのは。

こういうとき、自分のほうが上級クラス受講済みだとしても
「勝ったぜ!どうだ!」
と思わないんですよね。ていうか、思えない、到底。

もちろん逆に、自分のほうが初級クラスどまりだったとしても、相手が上級クラス受講済みだというだけで
「すごーい、負けた」
という気持ちも抱きません。
もちろん、受講をしたという事実とそれに対してその方が払った労力に対しては素直に敬意を表しますが。

そういう態度をとる人にとっては、ヒーリングのクラスの受講歴も、自分を着飾るファッションアイテムの1つ、アクセサリの一環ってことなんでしょうか。学歴や社歴、肩書きの類いと同等?同列?

これは個人的感慨ですが、ただの資格ヲタク、修了証コレクターには、その願望を満たしたいという動機でシータのクラスを受講してほしくないなぁというのが本音です。

まあ、なんでもいいんだけどねー。究極的には。(←なげやり)

P.S
あ、ちなみに、しょっちゅうそういう人と出くわしてるわけじゃないですよ。
どちらかというと、専業でヒーリング業界に関わってるわりには、そういうワケワカメな人とは会わないほうだと思います。
ごく稀に、自分の油断したとき(?)に出くわす程度で。しかも出くわしたとしても、直接私につっかかってくる人はまずいなくなりました。
誰かが誰かにそういうことをしていて、それを見て「う、うぜえ……」と思う程度です。
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