「うらやましい」は危険!

人を羨むというのは、それ自体が、自分の価値を貶めます。
自分より他人のほうが良いという前提に基づいて発生する感情だからです。

自分は自分だからこその自分であって、
「もし自分が○○さんと同じ境遇・ルックス・経済状態etcだったら」
という想像は、それこそ空想にすぎません。
そしてもし、自分が本当に、羨ましいと感じる○○さんになれたとすると、表面上は嬉しいと感じることが多いかもしれませんが、それでも真実の観点からすると、その人の人生はロクでもないことになってしまっています。

なにより、羨むという感情のために自分のエネルギーを注ぎ込んでも、自分の現実には何一つクリエイトされるものはないんですね。(誕生するとすれば、心身がより蝕まれた状態、という現実くらいのものでしょう)

他人を羨ましいと感じている分、ほかならぬ自分自身の現実を創造するエネルギーがその分だけ不足します。
その結果、理想とする現実を創造しそこねるといった結果にもなりかねません。

他人を羨ましい、ましてや妬むという気持ちを抱えていることを自覚したら、できるかぎりの対処をして手放すことをおすすめします。

P.S
ちなみに私には過去も含めると、狂おしいほどに憧れて羨ましく思った人が数人、います。
(この羨ましさは、恋愛感情とはまったく異なります)
“羨ましい病”真っ最中の時期は、その人のことを考えるだけで、自分がいま生きている現実なんかどうでもいいから全部捨ててしまって、その人と対等のすべてを手に入れたい……というか、その人そのものになりたいという衝動にかられたものでした。
そして決まって、自分の現実を生きることがおそろかになっていて、あとで“手抜き”した分のツケを払うハメになりました。
そして、どうにか自分自身を重要なものだと思い込むために以前は、
「自分が持っていて他人が持っていないもの」
を探して数えていました。
優越感によって自尊心を回復しようとしていたんです。

でも、それはそれで非常に不毛であることがわかり、いまでは
「理屈ではぜんぜんよくわからんが、自分は自分でいることがどうやらベストらしい」
と、根拠もなく納得するに至っています。
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