私だけの思考が変わっていってもパートナーの思考がそのままである限りは、二人の間の現実は変わらない。

ヒーリングセッションの感想いただきました。

自然消滅になりかけている恋人との関係の修復についての相談でした。

自分でできる限りのワークはしたつもりだが、相手から連絡が来るようにならないのはなぜか、という内容。

まずは感想をご覧ください。

先日はセッションのお時間ありがとうございました。
今回のセッションで感じたことをお伝えしたく、
勝手ながら、メールをお送り致します。


私の思考がこの現実を作っている、だから状況を阻害する思考が私の中にあると考えておりましたが、パートナーとのことは共同創造ですよね。
私だけの思考が変わっていってもパートナーの思考が
そのままである限りは、二人の間の現実は変わらない。
むしろ、相手がそこにとどまる限り、波動の差がでてしまい、話が噛み合わなくなる。
お話をしていて、もしやあの出来事も波動の差が原因であったのだろうかと思い出すものもありました。
波動が高くなったからといって相手を見下すつもりもありませんし、相手が自分の問題に向き合わないのは相手の責任なので私が強要することはできません。

状況の解消を一番に望む=パートナーへの気持ちがある
と思い込み、相手を美化することで、その気持を継続させていたのだとセッションを通して浮き彫りになった感じでした。
時が刻々と過ぎることは止められず、その流れに沿って毎秒、体が老化していく。
その現実を改めて認識することで、今回の人生を女性として生まれ、その中で叶えたい願いの一つ(=出産)を
一時の自分のプライドを守るためだけに諦めて、
後悔するようなことはしたくないと思いました。
色々なことが希望通りに現実化していく中で、踏み出しては引っ込めていた足を勇気を持って進めなくてはいけない時期がきたと背中を押していただけるセッションでした。
貴重なお時間をありがとうございました。

この手の、複数人が絡む状況の改善についてのヒーリングでなにより大事(だけどあんまり世間のスピ本などでもそこまで詳しく触れられていない傾向が強い)なのは、

人の意図が現実化するうえでは、自由意思の法則が働く

ということ。

誰の意図がどこまで及ぶかそうでないかの境界線がある

んですね。

たとえばこの感想をくださった方の場合、どんなに自分側がワークをしても、

相手から連絡が来るかどうかは、相手側の自由意思の問題

なんです。

ちょっとがっかりする話かもしれませんが、こういうとき、

どんなに自分側でワークを完璧にしたところで、相手からの連絡が来る現実の創造には直接は繋がらない


ということなんです。

逆の立場に置き換えてみてください。

自分としては、もう自然消滅でいいかなと思ってわざと疎遠にしてる相手がいるとします。
その相手が復縁を望んでいて、ひたすら思考のワークだかをやりまくってるとします。
「私が完璧にイシューを解消して思考を整備できれば、相手から連絡が来る!」
と信じてひたすらワークしまくってるとして。それを知ったとして。
ぶっちゃけ、ぞっとしませんか?
「え、そうじゃねえだろ。こちらが相手に連絡をとるかどうかは、こちらの意思の問題だろ」
と普通に思えてきませんかね。
(『いいえ!』という考え方もべつに自由っちゃ自由ですけどw)

けっこう、自由意思の法則についてきちんと述べてるスピ本や説は盲点で、世間にあまり情報がありません。
スピ好き以外の人にもバカ売れした、とある『定冠詞 秘密』みたいな英語タイトルのスピ本なんかは、(意図的らしいですが)完全に自由意思の法則を無視しています。
自分が思考を変えることで、複数人が創造に関係してくる物事の状況(会社の売上や自分の評判など、自分がどれだけ頑張ったところで客や周囲の人間などの自由意思が決定する要因が存在するものetc)がなにもかもうまくいく、みたいな書き方を堂々としています。
(それで、本を信じてそのとおりにやってみた多くの人が『こんなの効かない!やっぱりスピなんて嘘のインチキだ!』と憤慨しましたw)
(某SATCでもサマンサがこの本をビーチで読んでブン投げてましたね)

なので、もし本当に現実を変化させることについてアドバイスなどをするなら(できるなら)、ヒーラーは

相談された現実の状況のうち、どの部分が誰の自由意思で創造されているか
(≒自由意思の法則がどのように働きかけ、そこにどんな境界線が生まれているか)


を見ていかないと、的外れなアドバイス、頓珍漢なヒーリングになります。

ある意味では人間は誰もが、大なり小なり「勘違い気味に自分の力を過信している、世界征服願望の保持者」だったりします。
(しかも、わかりやすく能力の高い野心的な人というよりは、『いえいえ、私なんか……』と表面上は謙遜してひたすら腰を低くしてペコペコしてる無能寄りの知能が高くない人のほうが内面の世界征服願望はすごいことが多いです)

面倒なときはすぐ人のせいにするわりに、自分がどうしても変えたい、固執している物事となると今度は「自分がどうにかすればなにもかもどうにかなる(だろう)」と無意識なうちに決め込みます。
それでジタバタして、どうにもならなかったときに他人や社会、世界、神など自分以外のいろんなものを恨み、赤ん坊のように泣き叫ぶなど不機嫌な感情を八つ当たり放題にして、それでも何も変わらなくて

「結局、この世は神も仏もない地獄なんだ!!」

みたいな安直な悲観的結論にひとっ飛び。みたいな。あるあるネタですよね。

もっとね、現実の状況を自由意思の法則など摂理各種をきちんと踏まえたうえで分析できれば、そんなふうには、ならずに済むかもしれないのに。
(被害者意識が強いと、それも難しかったりするのですね。状況の分析ったって、現実創造にまつわるスピリチュアルな摂理各種を完璧な?理解ありきで正確に精確に霊視できないと分析のしようもないし)



あと、「今これからの自分にふさわしい、今よりもっといいものがある」と信じきれないと、どうしても現状にしがみつきがち。
それこそ、腐れ縁でもなんでも、それまで続いてきて今も(実質的に終わりかけたり、腐った悪影響のほうが大きいとしても)ある、恋人の存在や勤務先企業など「確実に手元にある、既存の状況」のほうが、「本当にいつ訪れるかわからない、どのくらい今より良いのか100%の確証があるわけでもない、未来に訪れるかもしれない可能性」なんかよりも、確実に思えてしまう。
「もし、今の状況を手放して、でも今よりもっといい状況なんて全然、発生してこなくて、坂道を転げ落ちるように悲惨な状況になっていったらどうするよ?」
という保守的な考えのほうが優勢に立つ。これまたあるある。

いやね、実際そうなってしまう可能性は否定できません(それもまたこの世の無限の豊かさの表れなのです)し、何か自分の身辺について大きな出来事についての変更は、どれだけ慎重になってもなりすぎることはないともいえます。

未来に何が訪れるかについては、どんな能力の高いヒーラーにも、絶対という確証で言い当てることはできません。
(これもまた、前段で触れた、自由意思の法則などが絡みます。未来は大勢の人間たちや、地球自身、太陽系などいろんな霊体の意思が複雑に絡んで成立するので、とあるヒーラー1人が確実に言い当てるということは摂理上、できないことになります。Do Overと呼ばれる、この時間軸が以前に一度以上すでに運行されたことがあるにせよ、それでも、今回が前回のDo Overと同じ出来事で運行するわけでもありません)

それを、「そんなぁ!酷い!」ととるか。それとも「いつでも常にどうとでも現実を変えられる無限の可能性が、現実を創造したり変化させたりする神の力が、人間に与えられているということですね!」と恩恵に感じるか。(後者の受け止め方のほうが難しい傾向w)

そこらへんもひっくるめて、ヒーラーへの相談というのは意義があることかもしれませんし、ヒーラー側にしてみたら、そのニーズを満たしてこそなんじゃないの、とも個人的には思います(←あくまで個人的な信条です)。

最終的には、(ただ粋がってるだけではない、エネルギーの整合性に根ざした)その人の意思と行動によって未来は創られるので、ヒーラーはどこまでいってもサポート程度にしか関われないというのもあるのですけどね。

というかむしろ、ヒーラーが、その人が決定するほうが望ましいことについて現実の舵取りをかっさらったり、代理でやってあげるみたいなことをしようとするほうがナンセンスだと個人的には思います。

あくまでも、お客様である相手の方が、自分の意思と行動で、うまくいくかわからない不確実な現実を、どうにか泳いで、渡っていく。それをできるような状態にもっていく手助けをする。
私が思うヒーラーというのは、そういうものです。そうじゃないよ、と思う人はいてもらったほうが心強いので、ヒーラー全員がこうあるべきとも思ってないです。が、私のスタンスは、こうです。

はー、いつものように、お客様からの感想をダシに好き勝手、語ってますが、感想あざした!!!(雑な〆)
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