二極化するスピリチュアリストたち

一億総中流家庭と呼ばれた時代は終わり、稼げる人はどんどん稼ぎ、稼げない人はどんどん貧乏になる。
世の中がIT化などで便利になることで、その恩恵を活かしてどんどん学んで頭がよくなっていく人と、機械になんでも任せて何も学ばずどんどんバカになっていく人に分かれる。

世の中、いろんな分野で二極化が進んでいるとされます。

このことはスピリチュアルな面でも例外ではないと感じます。

2000年以降、ネットの普及で情報に触れるのが容易になり、人々が直接の知り合いでなくともネット経由で出会えるようになったことなどで、こういってはなんですが「デキる、わかる」人たちの間ではその霊的な知識・理解、サイキックな技能、ヒーリングセッションに求められるカウンセリング力やヒーラーとしてのお作法などが著しく進化した印象があります。

一方、不幸で哀れなバカが藁にもすがる思いで、神頼みか宝くじ買いかくらいの動機でスピ情報に触れることができるようにもなってしまい、幼稚で未熟な理解で「これぞスピ」と妙な独自ルール?概念?迷信めいた価値観がいつのまにか形成されてしまった感もあります。(←べつに特定の人を意図してるわけじゃないのですが)

で。

今回のディセンション。

いまやスピリチュアルは、下手すれば縄文時代のアニミズムにムダ毛が生えた代わりに中身がなくなった、

形骸化した新興宗教ふうのおまじない

の様相を呈してきています。

「え、これでいいんでしょ?だって、こうすれば救われるって聞いたから(私はそれに従ってるだけ。もし間違ってるなら悪いのは私じゃなくて、私に間違った情報を教えたスピ本、ブログ書いてる人、知り合いetc)」

と、もう責める気ないから好きにしてくださいレベルの素朴かつ狡猾な漁夫の利志願者が、お祈りだか瞑想だかをスタンプラリー的にたくさんすれば景品もらえるんですよね的に信じ込んでる的な図式。(←的的的的うっせえな)

あ、なので、スピ本を書きたい人に無責任にアドバイスすると、「カンタン!魔除け術 〜玄関の盛り塩を高級岩塩に変えるだけで年収10倍、お肌つるつるのラッキー体質に〜」みたいな、おいおいいくらなんでも冗談だろレベルの薄っぺらいおままごと的なお手軽おまじない指南系が売れますよ。

それと、「その人の独りよがり肯定型、妄想支援型」の本。
たとえば「あなたが自分で自分を許し、キレイと認めるだけで、宇宙がどんどん助けてくれる!」(←前半が独りよがり、後半が妄想支援テイストをセンスのないコピーで表現してみましたw)みたいな。
「あなたが自分で自分のことを『私は悪くない、私って良い子。選ばれた特別な存在。私は他人に迷惑をかけていないし、私を否定したり悪口をいったり迷惑をかけた他人を許してあげます』などと認めて褒めてあげれば、神様・天使・宇宙・守護霊・ハイヤーセルフetcがそれをどんどん後押ししてくれて、美人で金持ちで幸せな現実を創ってくれます」という都合のいい、読み手を甘やかす内容の趣旨を述べればだいたいOK。バカにバカ売れ間違いなしです♡

ポイントは、エゴイスティックな読み手のワガママを「それはワガママじゃないよ♪あなたが望んだことは尊重されるべき大事なもの。それを悪く言う他人のほうが気の毒な愚か者なのです」と肯定し、読み手の深層心理や潜在意識が意図したからこそ成立した現実なのに「それはあなたのせいではありません」と慰めて責任がないと言ってあげる。つまり人として弱く甘々なズルいテキトーな嘘つきを容認して甘やかせば、Amazon1位は確実!!w

ナルシスト・嘘つき・自己中・サイコパス。これらの要素を持つ現実逃避したがりの弱虫甘えん坊をいかにファンに取り込むかが、大儲けできるかどうかの鍵になりますね。

ここでいうスピはもはや、「カルチャー」。真実かどうかなんて二の次、三の次。
「これは真実ということにしまーす」
という、まるで洋服の流行り廃りみたいに、ただ妄想的屁理屈を並べ立てて、それが真実であるかのように信じ込み、その価値観をもとにしてお互いを褒めあい、慰め合い、自分自身を甘やかすことで、つらい現実のストレスを一時でも忘れようとする。
そう、娯楽であり、麻薬であるイメプレ風俗としてのスピといえます。目に見えないから誰にも証明できないし、嘘だとしても見破られない!言ったもん勝ち〜!!というね。幼稚園児も大好きじゃないですか、おままごと。いくつになってもみんな好きなんですよ、精神年齢が幼稚な人は。

一方。

それまでまったくスピリチュアルに興味がなかったり、べつに今でも興味自体があるわけではないですよという人でも、霊的に準備が整った人の中には、

「世間の常識や論理的とされる考え方だけでは説明のつかない、見えない力が世の中に働いているぽいぞ。もしそれをちゃんと理解することができれば、もっと人生を良くできそうだ」

などといった方向で、「ちゃんと霊的なものを把握したい、参考にしたい」と霊能者やサイキックヒーラーなどに連絡をとる人が出てきています。(いわゆる、スピヲタじゃないのにスピの世界に目を向ける人)

で、本人の自覚としては
「私はこれまで霊感なんてまるでないと思って生活していたし、事実、幽霊をみたりすることもない。オーラも見えない」
というものなのですが、何かのきっかけで、一気に、それまで何年も修行したヒーラー志望者なんかあっと言う間に追い抜いてスーパーヒーラーとして覚醒する人もいます。
それこそ、喋る猫に変身ペンを渡されるまではごく普通だった女子中学生がセーラー戦士として目覚めていきなり前世の記憶から特殊能力まで目覚めさせてしまうように。

私が開発したマルチプルアバンダンスという講座などは、べつに超感覚ヒーラー養成を意図した講座ではないのですが、それまで霊視などできたためしもないという人が半日〜1日のうちに、キャリア数年超の霊視力実践者を凌ぐ霊視力を身につけて、もうプロとして活動できまっせ的に仕上がる例をいくつも見てきました。
べつにこの講座だからすごいというのではなくて、今どきはそうなのでしょうという感じ。

しかも。

そういう人がすぐ会社を辞めて、アブない霊能の世界にずんずん突き進んで非常識な人間になり人生をボロボロにするかというとそうでもない。
身につけた能力は恩恵として活かしつつ、納得して勤めている会社なら相変わらず勤め続け、身につけたサイキック技やエネルギーを読み解けるようになった能力を活かして以前より活躍したり……といったことをしておられる方が多いです。

今どき、スピリチュアルやサイキック能力は、
「べつにITとか興味ないしコンピュータオタクでもないけど、スマホのアプリは便利だから操作を覚えて使ってますよ」
式に、
「べつにスピとか興味ないし超常現象オタクでもないけど、霊的な真実の知識や霊視力は便利だから覚えて使ってますよ」
みたいな位置付けがふさわしいといえるような。

わざわざ表立って言わないだけで、実はスピリチュアルのことがわかって、普通からしたらありえないと言われるようなうまいやり方で人生をどんどん充実させていく人もいるわけです。それはぐんぐん加速する。

さて。


二極化が進むとして、あなたはどちら側にいたいですか?

クソリプ「はぁ?べつに二極化とか進んでないしwww (←と言うだけ言って、根拠は一切提示しない)」

本質をいえば、世間のトレンドが二極化しようがそうでなかろうが、

自分はどうありたいか

だけだと思うんですけどね、個人的には。

で、付き合いを持つ人も、自分で納得して尊敬できて好意的に感じる人を選び、楽しく良好な関係性を育んでいきたいです。
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