山田孝之の東京都北区赤羽

テレビ東京のドキュメンタリーふう番組。
⇒公式サイト

役者としてスランプに陥った(という設定の)山田孝之が、東京都北区赤羽に引っ越して過ごすなかで再生していく物語。
ドキュメンタリーぽいですが、あくまでフィクションですw

精神的に病んでる人特有のヤバい雰囲気を、なんとなくじゃなくこんなリアルにくっきり、しっかり異常にキモく演じるってすげえなと思いました。

第1話でスランプに陥って情緒不安定になった山田孝之が、そういう人特有の鬼気迫る切羽詰まった感じでこの漫画



を監督に薦めるのですが、話すときの距離の取り方(主張したいとき異常に近くなる)から、身振りがちょっと怖いくらい乱暴になるとか、反論を許さず一方的に自分の考えを早口できつい口調で押し付けてくるとか、ほんと演技うまい。

真面目に感動するというよりは、もう客にはフィクションだとバレてる前提なのでどんな深刻なシーンでも「そういうお芝居」として100%笑い飛ばせます。だからこそ(下手に観る側が深刻に受け止めて自分の世界に入ってしまうことで客観的な視点がなくなってしまうということがなく、堂々と突き放して創作物として客観的に人の落ち込みなどを鑑賞できる分)かえって人の深みがわかるというか(←レビューの才能の無さを露呈しまくる表現スマソ)。

冒頭に紹介した漫画は実在の人物を描いてるのですが、そのモデルとなった人物が生出演してくれたり、回によってはゲストとして他のタレントさんや映像ディレクターなど著名なスタッフ職の方々が出てくるのも美味しい。
(第8回は綾野剛がゲストなのですが、綾野剛のコメントすごい感動的でした)

そもそもこういう企画のバランスって、すごい難しいはずなのに成功しててすごいなぁ、と。
ほんとに人の心に迫りたいならリアルなドキュメンタリーがいいだろうし、娯楽番組ならしんみりするテイストを入れずにおバカ路線で統一したほうがやりやすいはず。
あえて、大スターがスランプに陥って芸能活動10年間休止を考え、自分探しや人間活動に専念するという大仰かつ非現実的?な設定で、ここまでシリアスにバカやれるってセンスは素晴らしい!!

おすすめ……といっておすすめしたいというわけでもないのですが、「レアな路線の番組」として、凄まじく暇なら観てみては、的なおすすめ度。

DVDが出てます。


し、Amazonビデオではプライム会員ならシーズン1(というか現在シーズン1しかないんですがw)をすべて、無料でPC上でフル視聴できます!
⇒Amazonビデオ「山田孝之の東京都北区赤羽

ほか、映像配信会社各種で視聴可能らしいです。
⇒「オンデマンド視聴サービス一覧
関連記事
スポンサーサイト