職業トレンドの音階循環

ドレミファソラシ……のあとは、1オクターブ高いド。

音階はそうやって理論上は無限に循環していきます。

さて。

体ひとつでガテン職で稼ぐぜ!という、ある意味、原始的かつシンプルな職業をドとして。
そこから仕事内容が複雑化していき、性質も異なっていき、MBAとったホワイトカラーでヘッドハンティングされてCEO就任後にM&Aで事業拡大~? それすら超えたら「人間塾」とかなんとかいって、単なるビジネスの範疇に留まらない人間教育で社会貢献~? とかとか。の、一連の流れを、レミファソラシ……と捉えるとします。

すると面白いことに、ありとあらゆる複雑かつ高度かつ多面的な働き方をした人は、そのあと、「やっぱり自分だよな」というふうになります。一時期は大勢の人間を率いて組織ヒエラルキーの頂点に立った人が、なぜか屋台をひいてラーメンを作って売ったりし始めます。
はじめに裸一貫で力仕事をしていたドとは、1オクターブ異なるドなわけです。

そして屋台のラーメン屋をやるうちに野心や目標が芽生え、あるいは安定やラクさ、収益額の増加などを目論み始め、小さいテナントを借りて店舗にします。
やがてバイトを雇い、大きめのテナントに引っ越したり2号店を出したり、個人から法人に切り替えてそこから規模拡大してフランチャイズ募集~チェーン展開、そして上場し……と、またレミファソラシの流れを辿ります。

人間1人のスパイラル成長は、このように無限に循環していきます。
ただ、まったく同じところをグルグルしているわけではなく、同じドでもオクターブが異なるドに到達できたりするわけです。
人によっては正のスパイラルまっしぐら、ある人はウダウダし、ある人は階段の昇り降りを繰り返し、ある人は負のスパイラルまっしぐら。どれもありえます。

で。

このことは、人間個人だけではなく、ある程度の集団や社会、世界全体、時代など時間のタイミングの問題などでも発生します。

ファッションは繰り返すと言われるとおり、時代はあるトレンドを循環します。しかも、これまたオクターブが異なる同じ音程同士みたいに、微妙にそして明確に違うニュアンスを帯びながら。

このことは職業にもいえます。

そして職業というのは、人間の物理的・精神的・社会的・霊的成長段階ごとに、

狩人→盗賊→農民→軍隊→商人→王様(施政者)

というふうに、おおまかにスタイル分類できます。

狩猟生活と呼ばれる、あらかじめ外部に存在する宝を、奪うこと(しかできない)で生活するのがもっとも原始的。
食べるために動物を狩るなら狩人、他人の持ち物を盗むなら盗賊と、名前や仕事内容は変わりますが、根本的にしていることは変わりません。

やがて、自分で育むことを覚えます。農民の中には畜産や林業なども含まれますね。

狩人や盗賊と農民をトータルで合わせたのが軍隊。あえて軍人ではなく、集団行動をするという点を際立たせたくて軍隊にしました。
集団で、戦力や武器などを育みつつ、集団で、何かを襲い、奪う。戦略や交渉も含まれるので、高度な働き方となります。
役人などもこの範疇かもしれません。

やがて商人に行き着きます。もはや略奪や自給自足、あるいは戦略的侵略といった血と汗を流すことなく、ここはひとつカネで割り切ってどうでっか?というギブ&テイク。知能が発達した在り方です。

それを超えると、Govern(統治)というスタイルになり、王様なり、総理大臣?なり、大統領なり、まあそういう政治家という働き方になっていきます。

細かく分ければ学者やスポーツ選手、医者など個別の職業名や働き方は無数にありますが、あくまで大雑把な区分をあえてするならば、という話なのでご了承を。

で。

社会全体でも、どの職業がメジャーに活躍できるような社会の在り方かどうかのトレンドは、音階循環のごとくに存在します。

今はちょうど、商人~王様らへんがメジャー(大企業のトップが、直接の政治家ではなくとも国の経済にまで影響を与え、半ば、部分的にせよ、政治的に統治しているのと同じ、、、みたいになってますもんね)になっている時代の、終わりかけに位置しているといえます。

と、いうことは。

ドレミファソラシが終わって、いよいよ、オクターブ上のドに社会全体の職業トレンドが推移しつつあるというわけです。

事実、スマホやPC、タブレットなどIT機器の進化そしてインターネットサービスの充実&社会への浸透が進み、個人が大金を用意せずとも、スマホ1台で商売なり会社なり、独立して稼げるような基盤が整ってきました。し、そうしている人たちは日に日に増えています。

そういう変化とどこまで直接的なつながり&影響があるかはあえて言及しませんが、個人がたやすく独立して体ひとつ(ただし旧時代のようなほんとの裸ではなく、IT機器とネットという武器が付加されている=1オクターブ上のドになった)で稼げるようになった一方で、「とりあえず大企業に正社員で入っておけば一生安泰」というトレンドは、見るも無残に崩れ去っています。

もちろん、トレンドどおりの働き方をしないと絶対に食いっぱぐれるということはありません。
どの時代にも、少数派だったり稼ぎにくいとはいえ、あらゆる働き方の人はそれぞれにいるものだったりしますし。

まぁただ、この記事で書いたことがもし本当だとして
(クソリプ大好きな人は『はい?でっちあげでしょ?w 無名のインチキヒーラーが思いつきと妄想でテキトーなこと言ったって誰も信じないよ、この嘘つきのペテン師が』とか幼稚園児でも脊髄反射的に言えるお決まりの罵詈雑言しか言わないし)
何か学んだり役に立つことがあるとすれば、

近々、もっともっと個人がモノをいう時代が来る(から、備えたいならなんとかすれば?)

ってことですかね。

いやぁ、そんなわけない、って?

やっぱり学歴はしっかり身につけて、安定した企業に正社員で就職し、数年の経験を積んだら卒業時に30歳にまだならないうちに海外の有名大学に留学してMBA取得してから外資系企業に高待遇で入ってそこからキャリアと人脈と実績を積んで独立するかさらにオイシイ国内の大企業の経営者ポストに就任して定年後は天下りで老後も安泰……ってルートが絶対安全確実!って?

はい、そうですね。間違いないと思います。絶対に正規&終身雇用で給与は毎年右肩上がり!マイホームのローン年数はお約束の35年!

……ってことですよね?
間違いないですよ!!
そういうふうに生きれば、確実に勝ち組に入れるはずです!!!

よね?
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