直感と直観

超感覚的能力を使ったり人様に教える仕事をしていると、常に常につきまというのが、この違い。

ここでは、

直感……頭で考えた思考としての閃きや思いつき、身体感覚の一種(白い目で見られていると感じる、など)

直観……霊的エネルギーを超感覚で感じ取ること

と区別します。

大雑把にいうと、超感覚を拓いて磨いて高めて……という、いわゆるサイキック、スピリチュアルな能力開花を目指す人は、

直感の混ざらない直観

を手にいれるのが一人前としてのゴール(の1つ)。
いつでも自分の意思で自由自在に、その直観を使えるようにするわけです。

で、だいたいの人はここがクリアできていないために悩むわけですね。

たいてい、はじめのうちは完璧主義で、「なんとしても直感でない直観を」と気にしすぎて

「私はできない、わからない」

を連発します。

でも、たとえばプロデビューしたほうがお金が稼げるとか、同期で習ったライバル的な友達がグイグイ成長するのを見て張り合いたくなったり、あるいは先生として慕われ尊敬されるほうに憧れたり実際そう接してもらえて味をしめるなど、できているということにしたほうがいい側の旨味を知ってしまうと今度は、

「(実際はまだできていない部分もあるのに)できてる、わかってる」

と豪語するようになります。人間ってたくましいですねー(棒読み)。



直観リーディングやチャネリングなどをしているとき、直感(主に自分の思考)が混ざらないようにするのは、お作法としては普及してる印象。皆さん、できてるかどうかは別として、そうしようという方向性で励んでいらっしゃる方が大半のようです。

が、すごく悩ましいのは、

「気分(脳の思考+それによる五感としての身体感覚でいう快・不快感)」を、そっくりそのまま、直観だということにしてしまう人
(悪気はないけど『それでいいって習いましたけど』『えっ?そうじゃないんですか?』と無知や誤解でそうなってる人がほとんどですが)


です。

しかも、この状態って、他人からすると、わからないわけですよね。「この感じだよ」という感覚そのものを、他人に転送して味わわせることは今のところできないわけです。

仕方ないから、言葉で伝えるわけですが、そうなるともう、言葉特有のコミュニケーションのズレあるあるで

「え?こういうことでしょ?わかってるよ」
「いや、そうじゃなくて、」

というあの不毛なやりとりが発生します。

最近のトレンドぽい、「誰でも簡単にスピリチュアル〜♪」みたいな、安直すぎる教え方でのアファメーションなど、

「思えば、叶う!」

的なものに触れたことをもってして

「そうなんだ!よし、私もスピリチュアルがわかったぞ!これで思い通りの現実を創れる♪」

みたいになってると完全に、うさんくさいデマを信じたバカ状態。

さらに意図とそれによって成立した現実の事象との間の因果関係を霊的に読み解けないとなると、

「今日、こういうことがあったのは、私がアファメーションしたからかも!?」

などと、頭での思考で好き勝手、持論を展開します。

それはこだわりとなり、意見となり、みんな自分が大好きなので固執が生まれます。
でもって万が一、他人から否定されようものなら逆上!怒り狂って、自分を否定してきた相手をコテンパン(死語)にしようとします。

そして人は意見を練り上げると自己顕示欲も手伝って、何かしらの思想の大家というかのプライドを持ち始めます。

それをブログなどで発信する人もいます。

一番悩ましいのは、いったん、ちゃんとした?チャネリングなどを、スピリチュアルヒーリングやサイキック養成講座に出て、本物に触れて、一時期はちゃんとできたけれども、打率10割で常にがっちりできてるところまではいかないままに、日々を過ごすなかで「直感の混ざった直観」で超感覚リーディングやチャネリングをしてしまうようになる人。

自分は一度はちゃんと学んだのだ、技法を修めたのだという(勘違いに近い、過度な)プライドも手伝って、頑として言う事を聞こうとしません。

それで、それこそ自分の思いつきや妄想の入り混じった、好き勝手な論や説を展開します。そして自分が発言したことは可愛いので、なんとしてもそれが真実だと主張して譲りません。

ちゃんと霊能がわかってる人から「それは違うんじゃ」と助言されたとしても、すかさず

「あ、今あなたが言ったことは間違いだから気をつけろ、信じるな、って声が聞こえた。ふふふ、騙されないわよ」

みたいに、自分のなかで妄想としてのチャネリング相手の声をでっちあげていたりするだけなのに、もはや誰の意見も聞かない独善を貫きます。

執念深い人になると、助言という体裁で自分の考えを否定されたということが許せず、わざわざ追加で

「◯◯さんっているでしょう?あの人やばいね。低級な動物霊にとり憑かれて、もうマトモな霊能力を失っちゃってる。すごく残念。可哀想だけど、自業自得だよね」

などと、自分を否定してきた人の悪口を、これまた妄想ででっちあげた理由で吹聴します。ネットでもリアルでも。

こういうあれこれを、大勢の人間がわぁ〜〜〜〜っと展開したら、現実にいま成立している、スピリチュアルを巡る玉石混交の、スピリチュアルであるはずなのになぜか俗世間よりはるかにギスギスした業界の様相を呈するわけですね。
(もちろん、業界全体がみんなそうだと言ってるわけではなくて、これまたありがちだけど、能力や人徳が拙い人たちになればなるほど、それが渦巻く度合いが高くなるというだけ。大企業で、上層部は素晴らしい人たちばかりなのに中間管理職層がグダグダ、というのと似ています)

直感と直観の違い。
まず、ここを見極めるのが、本当の意味でサイキックになる第一歩ではないでしょうか。ね。
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