秘密の花園

原書で紹介しておきます。Kindle版はamazonで無料で購入できます。



今さらこれだけの名作に私ごときがどんなコメントを、という感じですが。。。

タイトルだけでなんとなく、ガキ向けのくだらない絵本だとか、メルヘンチックな少女漫画っぽさとか、いやらしい?イメージを持っているまま読んでない&どんな話かも知らない人もいるっぽいらしいのでいちおう。

これは、傷ついた人間の癒しと再生の物語です。

うえー、言い切りやがったw

自分は中学生のときに、大島かおり訳の日本語本で読んだのですが(←なぜかこれ今、入手困難ぽい)、これを読んだから自殺せずに済んだ、くらい救われました。

愛に飢えてひねくれて心を閉ざし、他人をすべて敵だとみなしてふてくされて攻撃的になっている主人公やコリンが、まんま、当時の自分と重なる感じでした。

物語の中ではタイトルどおり、秘密の花園が出てくるわけですが、この花園のありようが、主人公が心身ともに癒されて蘇っていくプロセスとリンクするのが感動的。

イギリスでガーデニングというベタすぎるほどの王道な組み合わせ、その頃の私は知識として知らなかったにも関わらず、抹茶に羊羹くらいのパーフェクトなマリアージュ感で美しく描かれる(しかも絵じゃなく文字だけで!)様子に、ただただ圧倒されました。

とりたててドラマチックな出来事があるかと言われたらそうでもないのに、この手の作品はどうして、どうやったら、文学として成立するのか、ほんと不思議です。ただのくだらない素人の雑記・創作真似事などとは、微妙に、そして決定的に何かが違うんですよね。。。
(これ、若草物語とか赤毛のアンにも言える気がします。女流作家の女流作家女流作家した本領発揮エリアなんでしょうか)

いちおう、日本語訳の本も、いろんな出版社から、いろんな翻訳者版で出てるみたいです。
 ↓
⇒amazonでの「秘密の花園」検索結果

ご参考までに。

P.S

こういう、人を死の絶望からも救い得る力を持った作品を書きたくて、小説家になろうと思った時期も、そういえばあったなぁ。。。
でも大人になるにつれて、出版業界の裏事情とかヒットの法則みたいな、「売れるかどうか」をめぐる情報やら想念やらの渦にクラクラうんざりして、「だったら別にいいや」と冷めていったようなところもあって。

まぁでもこのトシで老い先も短く、たいした可能性だかもないんだろう身の上になった以上、出版されるかどうかなんて気にしないで、書くだけ書いてみましょうかねぇ。。。恥さらしで終わっても所詮、才能0の凡人の他愛ない黒歴史で終わるだけなんだしw
関連記事
スポンサーサイト