カリスマシータヒーラーかく語りき

自分で稼げるようになりたいという一心でシータサイエンス認定までセミナー受講して帰国したという女性シータヒーラーに、独立開業についてのコメントを聞いたのでその抜粋。

「シータヒーリングをやったら誰でもわかると思うけど、創造主なんていないのよ。ほんとに創造主のメッセージが聞こえるとかビジョンを見せられたなんて言ってる人がいたら、キ◯ガイ。精神病院行け、って感じ。

そもそもさぁ、思考が現実を創るとか変えるとか、古い自己啓発本じゃあるまいし、なんていうか、発想にキレがないよね(笑)。ナポレオン・ヒルかよっての。

今はどっちかっつーと、『ダメよー、ダメダメ』でしょ?あぁ、あれも消えたか。要はさ、インパクトなのよ。演出。中身なんかどうでもいいの。体裁が大事。

だって、思考の問題なんて原因を掘り下げるっつったって無理でしょ?できるわけない。もしできたとして、その土台を置き換えたら問題が変わる!?……洗脳にしたって、もうすこしマシな手を使おうよ。みんなヒマじゃないんだし。

え?じゃあなんでサイエンス認定までいったかって?

箔つけ

に決まってるじゃない!!

やっぱりいまどきさぁ、プロコーチも含めて、インストラクターなんて掃いて捨てるほどいるでしょう?

基礎応用のインストラクターだけでセミナーなんて開いたって、誰が出るかっつーのw

みんなブランドに弱いもん!!
スピ業界は情弱ばっか。だってそもそも神なんて信じてんだよ?その時点でアウトだよね。どうかしてる。
で、たいてい低学歴。それか、高学歴のわりに社会に出てからうまく適応できずにうだつがあがらない無能。そのどっちか。
これってさ、チャンスなわけ。

低学歴は学歴だけじゃなく、能力的にも探せば欠点だらけで人より劣ってるし、家庭環境や親のカネとか境遇関連も含めて、恥ずべき過去みたいなのを持ってんのよ。学校とか会社では基本、イジメられるか、みんなの話に入れず浮いてるかのどっちか。あるいは両方w

高学歴でその後パッとしない連中ならなおさら。
そもそも箔になる学歴なんて身に付けてる時点で、ブランドに弱い証拠でしょ?
自分はデキる人間のはず、って鼻持ちならないプライドも健在だし、会社で通用しないなら余計、裏出世が狙えるルートを密かに求めてるよ。会社がダメでもこっちなら!ってw

要するに、

シータヒーリングなんて習おうとする奴は、どうしようもないバカ。
詐欺師からしたら、この上なく騙しやすいカモ。


なわけ。

あ、いやべつに詐欺師って私のことじゃないよ?ビジネスパーソン、って呼んで?

なによぉ、

ビジネスなんて、いかに人を騙してカネを儲けるかを競うもの

でしょお?

こっちはさ、サイエンス認定まで、300万円かそれ以上かかってんだよ?投資過多なの。今終わったら元も子もない。
ましてや、

真っ当に人を癒して、食えるだけの利益を上げようなんて考えるほど愚かなヒーラー、インストラクターは1人もいない

よ。

だってべつにさ、

シータヒーリングのセミナーでやる内容が嘘っぱちのインチキだったとして、認定インストラクターには一切、責任がない

わけでしょ?

もしインチキがあるとしたら、

悪いのは全部、ヴァイアナ。


そうでしょ?

インチキなことを教えさせられた認定インストラクターも、いわば被害者


なわけで。

こっちは生活がかかってるからさ、

どんな手を使ってでも、シータヒーリングという看板をうまく利用して、荒稼ぎさせてもらわないと割に合わない

わけよ。

こういう気持ち、ヴァイアナもわかってくれるんじゃないかな。

つか、

そもそも、あの元・貧乏でブスでデブな低学歴の田舎のオバさん自身、そうやって目に見えないものを信じるバカをうまく利用してのし上がって億万長者になったわけでしょ?

そういう成功法則は、ありがたくパクらせてもらわないと。

だからさ、私、今度、悪魔の心理学って本を書いた人のセミナーに出るの。

人を騙して、操るための社交術とか、教えてくれるらしい。

だって、

シータヒーリングだけじゃ、シータヒーリングで食っていくのに不十分でしょう?


シータヒーリングなんて所詮、役に立たないインチキ

なんだから、

そのインチキを金の卵に変える方法を、別途、身につけていかないと。

そうやって

アコギと言われる手でもなんでも使わなきゃ、シータヒーリングで御殿を建てるトコまでなんて、行けないよ?

いい加減、あんたも目を覚ましな。創造主の声が聞こえるなんて、本気で思ってんの?いい病院、紹介してあげようか?

……私ね、今こうやって頑張ってるの、ギスギスはしてると思う。

でも、

子供を育てるためなら、手段なんて選んでいられない

のよ。男にはわからないかもねー。

子供を育てるためって理由があれば、女は何をしても許されるの。それは歴史が証明してる。

だからいつも、こう自分に言い聞かせてるの。

創造主!?ちゃんちゃら可笑しいわ!!

って」

ひとしきり喋り終わるとその女性は時計を見て慌てて席を立った。なんでも、マーケティングを駆使して大々的に集客する方法を教える、スピリチュアルビジネス開業支援セミナーに出るらしい。そしてそのセミナーは高額なため、バイトとパートを掛け持ちしないとやっていけないそうだ。

ヒーリングの仕事の現状はどうなの、と尋ねると、

「バイトが忙しくてそれどころじゃない」

と顔をしかめた。

大変に多忙なスケジュールだろうに、なんて逞しい人だ。これがデキるヒーラーってやつか、と私は彼女が去った後、大きく溜め息をついた。自分は彼女の足元にも及ばない。来世がんばろう。
関連記事
スポンサーサイト