自衛隊に学ぶメモ術

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自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)
(2014/09/25)
松尾 喬

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勉強法とか仕事術とかノート術、手帳術……などビジネススキル系のノウハウ・ハウツー本って、ぶっちゃけ「べつにそうしなくてもいいよね」レベルの、単なる著者の(べつにやらなくてもどうでもいい)アイデアに過ぎないことって、あるじゃないですか(別に特定の何かを想定してはいませんが、一般的に)。

でも、自衛隊って、軍隊から受け継がれた、極度の実用性・必要性に裏付けられたルールが採択されてるわけですよね。
その分、歴史が実用性を裏打ちしているというか、信頼性が高いノウハウといえそうな気って、しません?

そんなわけで読んでみたのですが、(個人的には)狙いに間違いはありませんでした。

・正早安楽
・PREP法
・略語と矢印の活用
・(速記による)下手すぎて読めない字、メモの遅さを防ぐため漢字は使わずカタカナで
・1文には1つの要件(例:A社が試作品を持参して来社→A社来社。試作品持参してくる)
・一令一動
・優先順位は劣後順位で決める
・時系列を崩さない
・複数の箇条書きの際には書き出しを同じにしない
・メモには日付、タスクメモには期限を(完了したら斜線で消す)
・ペンはクリップのないものを使う(自衛隊はダーマト使用)
・筆記具は予備も常に用意
・認識の6段階
・狭差法でターゲット
・目標は2つ設定する(必成と望成)
・見開きの左にインプット、右にアウトプット
・左ページにメモしたら右ページは余白(後で書き込む用)
・○△□など記号で視覚化
・索引とキーワードを設定してメモをデータベース化
・A6とA5、いつどっちを使えばいい?
・メモ帳は安いもの(100均とか)を使え
・横の罫線は広いものを
・方眼メモの利点

などなど、ただでさえこれまでメモ術らしきことを学んでこなかった&実践せずにいた私からすると役に立つ事ばかり。どうでもいいアイデアの羅列などではなく、どれも有用性が裏打ちされた理論というかメモ術ばかりで、唸りました。

この本は自衛隊経験者が監修しつつ、実際の執筆は自衛隊経験のないいわゆるビジネスマンが書いてることもあり、後半は良くも悪くも自衛隊の話から離れて、

・会議のときの机の形(スクール型/アイランド型/ロの字型etc)ごとの特性、メリット
・21世紀の情報の五大変化
・指揮官(≒上司)たるもの疲れを見せるべからず
・メモの準備を怠るな

など会社勤めのビジネスパーソン向けの、執筆担当者の言いたい事が述べられるようになります。

自衛隊で実際に採用されていることについて述べているのか、それを一般ビジネスパーソン向けに紹介しているのか、それともここは自衛隊はもう関係ない話なのか、がちょっとグダグダするところもありますが、まぁ新書ってそんなもんなので大目に見るというか(←何様)、役に立つなら自衛隊でもなんでもいいや、くらいに思ってたほうが精神衛生上は健全でいられるかも(といっても、べつに読むにたえないほど変な構成・体裁にはなってないです)。



ちょっと細かいことも一方的に勝手に書きましたが、新書1冊にしては得るところ大!な本だと思います。

オヌヌメ。
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