偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強

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偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強
(2014/06/13)
塚本 亮

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[電子書籍版]
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(2014/06/10)
塚本亮

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内容は、タイトルがあらわすとおりの経歴を辿った著者が送る、勉強・受験・人生?アドバイス的な。

いろいろ書いてあるんですけど(←雑っ!w)、この著者・この書籍のなかで個人的にココが一番の学びどころかなというポイントとしては

相手の視点に立つ

があるな、と感じました。

これ、言葉だけだといくらでも聞いてますよね?

でも例えば大学受験の勉強のとき、ただ漠然と手当たり次第に勉強して何か抽象的な「学力アップ→完璧」を夢見てる人と、「この大学は毎年、この問題が出る。この範囲からは出たことがない」といういわゆる傾向を読み解いたうえで、出る問題だけを勉強する人がいたとします。受かるのはどっちでしょう?……って話で。

この場合の「相手」とはつまり、「出題者側」ということになりますね。

受験者側の視点でい続けるかぎり、どんだけ柔軟に思考を拡げても何しても、たかがしれているし、絶対に見えてこないものがあるんです。

逆にいうと、相手(出題者側)の視点に立ちさえすればあっさりわかることもあるw

この例にいうように、「相手の視点に立つ」ということを、具体的な日々の生活に落とし込めてますか、という点を、著者個人の経験をもとに噛み砕いて説明してある点が、気づきとして大きいんじゃないかなぁ、と。

同様のことがケンブリッジの面接試験の経験を語るところでも述べられますが、

「とにかくこの大学(院)に入りたい!」

と受験者側の視点からどんだけ熱意を込めようが自己PRの材料をひねり出そうが感動的なエピソードに落とし込もうが、

相手(=学生を受け入れる大学(院)側)の視点に立っての、

「自分たち(=大学(院))にとって、この学生を合格させて受け入れ、卒業させるメリットは何か」

がないと弱い
、と書いてあります。

これ、会社の就職試験でも友達付き合いでも、何にでも言えるのではないでしょうかね。

人はとかく、自分のことを特別(≒他の人よりも大事)と思いがちです。
それは間違いというわけではなくて、自分の人生を生きるうえでは自分を常に一番大事にする、というスタンスそのものはむしろ、大事だといえるかもしれません。
ただ、「自分以外の他人は、社会は、世間は、そうは思っていない」ということも、単純な事実として受け入れておいて損はない筈なんです。
(ここで幼稚な人は『えぇ〜っ!やだ〜!!私はなんたって(どの人から見ても)世界で一番、大切な存在のはず!私が一番じゃないと嫌〜ん』となってしまいがち。だからさ、個人的願望としてはそうなのはわかったし、べつに否定もしないから、『そうは思ってない人もいる(そういう人に対して、『特別で大切な私を一番に扱って?』と要求しても通らない)』ってことを“踏まえておく”くらいはしなよ、実際にあなたは世界中すべての人たちそれぞれから一番に愛されてるわけじゃないんだし、という……)

そこを、ゴリ押しで「うるせえな!黙れ!私の言うとおりにしろ!!」と、脅迫や支配、強制という手段で乗り切ろうとしちゃう人は、コミュニケーション能力がそこまで高くない証拠。ついでにいうと、自分以外の人間を自分より軽視していて、尊重していない証(つまり、物事がよくわかってない愚か者、ってこと)。

相手のことを考えるなんてそりゃ面倒だし、100%思い通りにはならないとしても、相手には相手の意見があり、立ち位置があり、言い分があるということを踏まえ、

「じゃあそれは何?」

と探り、慮(おもんばか)り、調べ、受け止め、理解する。

そのうえで、真っ向からバトル開始しちゃうか、別のアプローチがないかどうかを探る。
(その結果として戦争を含め、正面衝突するという手段を選ぶこともあるし、そういう手段を選ぶことそのものが常に問答無用に悪いこととも言い切れないと思います)

要は、どんだけこっち側のアプローチを上手にできるかが、大雑把にいって「人間として優秀な高い能力を持っているかどうか(の一端)」となるわけですね。

なぁ〜んて。



この著者はもともとヤンキーというか、内気で引っ込み思案で(弱さゆえに不良の方面に安らぎ?を見出して染まっていき)……という、ありがちな尾崎豊ムード(なにそれ)から、自己啓発本に触れて向上するほうに可能性を見出して変わっていった、というのが通奏低音としてあると思います。

すさまじく雑にこの本の流れをまとめるなら、

自分のことしか考えてない(から考えが狭く馬鹿で、先もない)ダメ人間
               ↓
相手のことを考えて動ける(から考えが広く深く賢く可能性に満ちた)いっぱしの人間

といえるのではないでしょうかね。

その決め手の1つとして、他者との関わり方(相手の視点に立つ。そのうえで自分の意見を発信してサポートを受け取り、否定や邪魔をする人間から悪影響を受けないように立ち回る)のスキルを経験と学習の両方から培っていった、といえるような言えないような。

まぁ、そんな感じです。

あんまり得るものがあるかどうかはなんともいえない本なのですが(←最後の最後で『えー!?』)、ヒマなときに読んでみると何か発見があるかもしれません。ないかもしれま千円。

だいすきんたま!!(茶魔語)
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