日本人の大人のための知識と教養の英会話

3冊のタイトルを全部つなげてみましたw
       ↓
知識と教養の英会話 CD2枚付知識と教養の英会話 CD2枚付
(2008/06/28)
クリストファー ベルトン

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CD付 日本人のための教養ある英会話CD付 日本人のための教養ある英会話
(2012/06/08)
クリストファー・ベルトン

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CD付 大人のための知識と教養の英会話CD付 大人のための知識と教養の英会話
(2014/06/09)
クリストファー・ベルトン

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日常のくだけた会話というよりは、何かのテーマについて「議論」する場合の英会話のお手本、という感じでしょうか。

「難易度」という概念であえていえば、日本国内で英語教材として存在するもののなかでは、最難関の1つといえます。

学習のスタイルでいえば、CDで流れる会話を聴きながらテキストで何と言っているか&重要表現を確認……という、王道なもの。

「教養ある英会話」のタイトルどおり、堅苦しいというか、それこそ政治家がニュースのインタビューに答えたり、大学教授が講義中に使うような知的な言い回しが多用されています。むしろ、この言い回しを普段の会話で使ったら、相手が怪訝に思って身構えてしまうかも(笑)。
どういう点が、と文法的にあえていうと、関係代名詞を多用した、長い、もってまわったような、構造が入り組んだ複文が多いです。

ただ裏返すと、ハイスペックなビジネスパーソン同士のパワーランチや朝食ミーティングなどの「本題に入る前の雑談」、交流を深めるための食事や酒宴の席では、このレベルの会話ができないと「(語学力の低さ&教養ある大人の会話ができない知的水準の低さの両面で)バカかコイツ?」と思われても仕方ないかもしれません。もし相手が寛大で蔑まれずに済んだとしても、少なくとも、尊敬は得られないかもしれませんね。

もちろん、この本の文章を暗記したからといって、そのまま暗唱して使えるという類いのものではありません。
ここに収録されたものは「雛形(テンプレート)」であって、必要に応じて単語は入れ替える必要があります。
そういう、読み手(学習者)側で、この教材で得たパーツを自分で自在に組み立てなおし、組み合わせるといった「応用」をきかせられるところまで内容を汲み取るだけの学習能力がないと、

「とりあえず必死こいてCD聴いてテキスト読んだけど、だから何?」

で終わってしまうかもw

CDに収録された音声でいうと、英国英語と米国英語など発音のバリエーションも含めて収録されていて、これで慣れておけば国や地域による発音の差に順応できるかもしれません。

まぁぶっちゃけ、

ここまで流暢に高度で知的な会話ができる日本人なんて、どんだけいるの?
              &
それが要求される場に遭遇することなんてある?だとすればどこよ!?(笑)


という率直な印象も否めませんが。

あえて、もっとも直截的にこの本が役立つ人がいるとすればどんな境遇の人?と考えてみれば、それは文句なくダントツで

英検1級の2次試験を受ける人(だけ)

かもしれませんけどね。。。

ご参考までに。(←するか!?)

P.S

なんとなく(日本人は英語ができないものだ、できなくても仕方ないじゃーん、つか英語できるからって良い気になってんじゃねえよ必要ねえんだよタコが、という)世相を鑑みた温度の紹介文にしてみましたが、自分自身まだ全然英語ができない身で大それつつも思うのは、

ここに収録された英文レベルの会話なんて、この時代に生きてる大人だったら誰でもできてアタリマエ

という考え方もできるだろうなぁ……ということ。

日本だと、「英語ペラペラ=エリート、頭いい、偉いなどの一部の人だけができる特殊能力(逆に、一般人のくせにそれができると、生意気、いけすかない、だから何、といった変な評価に結びつきかねない)」というイメージがいまだに根強いような印象を私は持っていますが(←これ、若い世代になるほど、変わってきてるんでしょうか?だといいけど)、それってどちらかというと世界の他の国々の感覚からすると珍しいというか変わっているというかに見えることが多いらしいぽい。

どうして日本人だけが、こんなにも英語ができないのか。

英語がろくすっぽできない日本人の1人として、なんとなく思います。

べつに他人のことなんか気にしなくてもいいけど、とにかくちゃっちゃと流暢に英語が使えるようになりたいよ!!……というのが、個人的な本音でもあるわけですが。
(日本人の間で、英語を習得するとなると、(特に都会の会社員や経営者など自己啓発に前向きな人ほど)猛勉強に走るという傾向があり、そんなにまでしてもまだ……という現状もある実感。なんなのそれ?と思います。そこまで猛勉強したからできるようになるというのではなくて、もっと自然に、なんとなくの習い事程度のモチベーションと勉強のユルさで、もっとどうにかならないの?という。他の国(といっても国ごとに違いはあるけど)だと、それができてる人が多いような気がするけど、気のせいなんでしょうか?)

嗚呼、かつて英国に生まれて、母国語としてアタリマエのやうに英語を使っていた自分もいたであらうに、一体なぜにこんな憂き目に遭うものなんでせうか……。なんちって。
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