アイソレーションタンク(フローティングタンク)初体験

しました。

⇒「アイソレーションタンクサロン・東京白金フロートセンター 」

こちらのイメージ画像にあるとおり、浮力を増すような溶液のタンクの中にプカプカ浮く、というものです。

宇宙と一体化していく体験ができる

という謳い文句を期待して行ったのですが、経験からすると「コツ」が要るなぁという印象。

というのも、まず、水面に体が浮いた状態で脱力しきるというのが、意外と難しい。

ただの水よりあからさまに浮力があるので、浮くこと自体はたぶんどんなに体重が重い人でも簡単なのでしょうが、ちょっとでも動くと水面が波立ち、目に水が入りそうになり(入るとシャンプーばりにしみる)、あわてて体を動かしてかえって波が強くなって……という悪循環が起こりがち。

特に、無意識のうちに(水面に顔が浸って鼻や口で呼吸できなくなるのを忌避して)おへそを見るように、首を下に傾げてしまう人が少なくないらしく、終わったら首の筋肉が吊る寸前だったり痛くなったりするらしいです。

あと、首の脱力はできても、もともと肩こりや腰痛、膝や足首などの関節に無理がかかっている人だと、全身を脱力している分そこだけ「凝り」があるので、かえって意識してしまい、落ち着かない心地になることも(←私これでした)。

あと、扉を閉めると本当に真っ暗なので、本人もそれまで気付いてなかった暗所恐怖症を発症し、しかもそれが水と合わさることで「溺れるんじゃないか」という恐怖に繋がって不安になったりと、パニック症候群的に動揺する人もいるようです。

そこまで不安や恐怖などの緊張方面に流れることなく平常心でいられたとしても、リラックス方面に心を持って行くのが私の場合は大変でした。

なんていうか、



なのね。

浮いてる状態に最初の数分で慣れた後は眠ろうと思ったんだけど、やっぱり水のユラユラが気になって寝落ちは無理。

その状態で瞑想みたいなことをしてみようかとも思ったけど、なんかやっぱり、初めての状態なので普段みたいにすぐ瞑想状態に入れない。

で、さっさと飽きてきて、「あと何分残ってるんだろう」とか「時間と金の無駄だったかなー」とか、余計な雑念がw

五感すべての刺激がなくなってしまうので凄まじく退屈で、不謹慎だとは思いながらも、思ったことを声に出したりしてました。
(五感全部の刺激に飢えてるので、自分の声を聴くというその体験が『空腹時にありついた飯』とばかりに愛おしくて地味に感動的で、『あぁやっぱり自分は静かなのより騒がしいほうが好きなんだ』と気付いたり)

しかも普段は全然考えなかったような、

「あの頃(幼少期〜学生時代〜会社員時代)、なんであんな奴らと仲良くしちゃってたんだろう」

という後悔が次から次へと湧いて来ちゃった。

個人的な話ですが(←って、このブログなんざ個人的なことだらけだろうが)、私、昔のことを思い出して恥ずかしくなったり悔しくなったり怒りや悲しみがこみあげるなど、なんらかの感情的になるときって、何か恥をかいたり誰かと喧嘩して不愉快な思いをしたことを思い出すときじゃないんですよ。

なんでもない、とても平和な、みんなで他愛のない雑談をして笑い合っているような、どちらかというと和気藹々とした記憶を思い出したときなんです。

それまで、自分がその人と知り合いだったこと自体を忘れているような人の笑顔を、楽しそうな様子を、実際自分と一緒に楽しい風情でいる様子を思い出した途端に、吐き気がするというか腹がむかむかするというか、

「テメエのことなんざ、全然好きじゃなかったよ。他にヒマつぶしの相手がいなかったから、お前みたいなくだらない、つまらない、取るに足らないボンクラと仲良くせざるを得なかったんだろうが!」

と、自分の理想の素敵な人たちに囲まれて生きるという(エゴ由来の都合のいい)願望が叶わなかった現実を思ってつらくなるんです。

そういう思い出が、ヒマでヒマでしょうがないので60分間エンドレスで続き。

時間になったのでタンクから出たときには、体をタオルで拭きながら誰にというわけでもなく

「ぶっ殺す」

と呪詛の言葉を吐いていました(←最低すぎる)。

施設の代表の方と終わった後「どうでしたか」的に軽く話をしたのですが、上記に書いたようなことをざっと話すと

「リラックスするにも技術が要るんですよね」

と。

うん……。これは、スポーツで例えるとトランポリンに一番、近いかもしれない。
最低限の重心の置き方というか、どう振る舞えばいいのかを体が覚えないと、翻弄されて楽しめない。

宇宙と一体化する体験ができるようになるまでには、もしかすると何回か(or も?)やって、慣れないとだめかも。

個人的な感想をいえば、「また何度も経験して、フローティングタンクの楽しみ方を覚えたい」気持ちが4割、「これがこういうもの、というのは1回やったからもういいわ」という気持ちが6割です。

男女どちらでも利用できるそうなので、興味ある方は是非〜。
関連記事
スポンサーサイト