あれよ星屑

話題になってたので読みました。
   ↓
あれよ星屑 1 (ビームコミックス)あれよ星屑 1 (ビームコミックス)
(2014/04/25)
山田参助

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終戦直後の焼け野原、東京で、戦時中に戦友(上官と部下)だった2人の男が再会。そして……という、イマドキの漫画としてはちょっと辛気くさいととられかねないテーマ。

実際、内容も、人がとにかく生き延びるために理性だの品性なんて構っちゃいられない、むきだしの野性そのままに生きているという戦後の不条理を扱っています。
(理不尽に人が死ぬシーンが多いので、心が弱い人は読まないほうが無難かも)

個人的な好みでいっても「好きか?」と聞かれたら「興味ない」部類の作品ですが、そういう個々人の興味や嗜好製を超えて訴えかける力、みたいなものがあります。決して「好きだから読んでる」わけじゃないのに、「これを読むことは、(人間として?日本人として?戦後に生きる者として?)大切な義務だ」というような感じがしてしまって(←大袈裟)。


ちなみにこの作家はデッサン力やパース?など、画力の基本技法各種が長けているとプロの漫画家たちの間でも一目置かれているそうで、漫画家志望の人にとっても作画の参考になるかと。
(ただ、いわゆるヘタウマな画風なこともあり、かなりデフォルメされたタッチなので、絵心のない私からすると『え、この漫画のどこがデッサン力に優れてんの?』と首を傾げてしまうのですが……)

ご参考までに。
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