幸せになるために、やってはいけないこと~アーユルヴェーダ5000年の幸福学 「最小の努力で最大の効果」~

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幸せになるために、やってはいけないこと~アーユルヴェーダ5000年の幸福学 「最小の努力で最大の効果」~幸せになるために、やってはいけないこと~アーユルヴェーダ5000年の幸福学 「最小の努力で最大の効果」~
(2014/04/11)
蓮村 誠

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アーユルヴェーダの考え方を、「痩せたいのにケーキを大食いしてしまいたくなるのはなぜか」というふうに、非常に非常に卑近な例に置き換えることで、とてもシンプルでわかりやすく、かつ(おそらく)アーユルヴェーダ本来の言わんとすることも歪めたりせず紹介できてる(であろう)感じ。

※すいません私、単純にアーユルヴェーダについて詳しくないので、この著者の解釈がアーユルヴェーダ本来の教え?をどんだけ忠実に噛み砕いて説明できてるかはわからないです


もともとアーユルヴェーダが、なんだかんだいってよくできた考え方なのだと思います。「人はなぜ、わかっちゃいるけど〜をしてしまうのか」といった誰もが抱く疑問に対する納得のいく答えが、(著者本人の意見ではなく)アーユルヴェーダの理論を紐解くことで提示される。ダメなスピ本にありがちなモヤッとした曖昧な解説がなく、理路整然としており、かつ人間の心を置き去りにしていない感じ。

著者が、「あくまでもアーユルヴェーダの教えを忠実に伝える。そのために例えを使うけれど、決して歪曲はせず、自分の考えを不用意に前面に出す(ことでアーユルヴェーダの教えを伝えるという本来の目的が崩れてしまう)こともない」という徹底した知性ある「語るうえでの立ち位置」をブレさせないのが、おそらくこの本の説得力というか、「よくできた感」をより際立たせているような……ってなんか偉そうですいません。



個人的には「オトナは不用意に友達を増やすな」というテーマについて書かれたパートが特に、激同でした。

端的にいうと、人はそれぞれ波動や人徳など、身につけて持っているものが違う(それによって、創り出して生きている現実の境遇も違う)。

自分がせっかく洗練された徳を身につけたり、高潔な(←決して『高慢な』ではない)生き方をしているのに、誰彼かまわず仲良くしましょうだと、波動の低い、徳の卑しい人間が悪気なく悪影響をもたらしてきて、とばっちりを食らってしまう、というやつです。

友達にしたほうがいい人の特徴リストと、友達になるべきでない人の特徴リストが特に役に立ちます。

そのリストを見る前から、もちろん、頭では知ってるし、心でも納得できている、なにより体験で痛い目に遭って学んだよそれは、という内容も含まれてはいます。

でもあらためて(数千年の時を経てなお、支持され続けている)アーユルヴェーダでも「こういう属性がある人とは友達になってはいけない」と書いてくれているのを見ると

「でしょォーーー?だよねぇ!?私、間違ってなかったよねぇ!?」

と、独りよがりに有頂天になれるんです(←安っぽい馬鹿女なので、ええ)。

アーユルヴェーダが成立したのは今よりだいぶ前だから「そんな昔の教え、今は役に立たない」と一刀両断する捉え方もあるとは思いますが、私の場合は

「あー、やっぱりさ、時代がどんだけ変わっても、世の中の、人間社会の基本は変わらないわけよ。時代ごとに流行る価値観はあれど、そういうものに振り回されて何が『いつの時代も変わらない普遍的なこと』かを見失っちゃダメね。基本が大事」

という感じで、年寄りの話を聞いて独善的に何度も首をぶんぶん縦に振るみたいに精神安定剤として活用しました。

ご参考までに。
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