出世は「人から好かれているかどうか」で決まる

って、そこそこ社会人として経験を積んだ人間なら誰でも行き当たってもよさそうなのに、気づかない、あるいは気づかないことになんとしてもしてる人って、いるんですね。

この本
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仕事は好かれた分だけ、お金になる。: “魅力”に勝るスキルはない! (単行本)仕事は好かれた分だけ、お金になる。: “魅力”に勝るスキルはない! (単行本)
(2014/01/17)
千田 琢哉

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読んで、あらためてそう思いました。
(本になるってことは、知らない人が一定数以上いるってことだもんなぁ)

出世できるかどうかは実力次第だ、と本気で思っちゃってる人。おめでたい……。いやね、もし、実力で評価される会社に在籍していて、ほんとに(嫌われていても)実力があれば昇進できるシステムが実現してるっていうなら本当に幸せだろうし、恵まれてもいると思います。
(そういう会社に勤めているという方は是非、教えてください)

でも、嫌われている人ほど頑として認めない傾向にあるけれど、(自分の生殺与奪権を持った関係者各位——たとえば上司や顧客——から)嫌われていると出世できません。

で、これを言うとたとえばリストラを宣告された人が

「いや、べつに自分は嫌われていたわけではないと思うよ。普通にみんな笑顔で丁寧な態度で接してくれてたし。ただ、会社の業績の悪化と方針の転換が重なってetc」

と弁明したりするわけです。

まだわからんのか、と。

リストラの対象になったということはつまり、

「あなたは嫌われていて、この会社で一緒に働きたいと思う経営陣および管理職が1人もいないため、仲間はずれにされました(よそでお友達をつくったほうがいいですよ)」

という意味なんです。普段、同僚から笑顔で挨拶してもらえるとかはもうマナーというか愛想笑いの営業スマイルというか、自分が周りから好かれていたり必要とされている証にはなり得ません。

「自分はサラリーマンだから、芸能人・タレントみたいな人気商売じゃない」

と思っている人がそこそこいるぽくて驚愕なのですが、自分で意識していないだけで、どんな人もこの世で人と関わりながら生きる以上は、ある意味では人気商売。

ほんとの芸能人・タレントと違うのは、「一般視聴者」という対象がいるかいないかだけなんですよね。
一般視聴者の間での人気が明暗を左右しそうなイメージある芸能人たちでさえ、実際は業界関係者から嫌われていると、一般視聴者からウケが多少よくても、あっけなく干されて消える。

サラリーマンなど一般人とされる生き方をしている場合は、はじめから一般視聴者という対象がいないだけで、業界関係者から嫌われると居場所をなくして干される(≒出世街道から外れたりリストラされたり閑職に回されたりする)という状況は同じなんです。

好かれるというと、ゴマすりをイメージしたり、生まれ持った性格やキャラクターに左右される……と考える人がいるかもしれませんが、それこそ次期経営幹部に昇進するか窓際族に追いやられてお払い箱になるかの違いともなれば、そんなものでは歯が立たない。

魅了する

という概念が欠かせないわけです。

ある意味、自分を評価する上司や同僚、経営陣からみて何らかの「憧れの存在」として、尊敬の混じった好意を得られなければ、話にならないぽいような……。

恋愛というジャンルではないだけで、ようするに

サラリーマンの出世の明暗を分けるのは、モテ

なんです。

上司からモテる。同僚からモテる。社長はじめ経営陣からモテる。お客さんからモテる。

人間、モテてナンボなんですよね。

恋愛じゃない分、モテる要素も複雑ですが、だからこそ、いかにしてモテるかのノウハウやスキルを獲得して、うんざりせずに行動でアピールし続けられるかが問われるともいえます。

何を良いと思うかは人それぞれだからこそ、自分の武器を良いと評価しない人にはプレゼンして「実はこれ(≒自分のキャラクターや持ち味、ウリにしたいスキルや属性など)って、役に立つんですよ、良いものなんですよ」と思ってもらう(場合によっては洗脳する)のが有効でしょうし、弱気な人には脅して恐怖を抱かせるといった手法で「支配する(形式をとってモテる)」のもアリアリ。

人間が持つ動物的要素も忘れず、たとえば上司には完全服従のポーズをとってみせるとか、それでいてナメられることもないように気迫オーラみたいなものを放っておく(今は言うことを聞く部下だけど敵に回すと怖いから味方にしといたほうがいいですよアピール)とか、生理的に嫌がられないように身だしなみや話し方、姿勢、仕草などにも気を遣うとか。
そういった、気の遠くなるようなモテ方策を、まんべんなくぬかりなくやり続けて一貫性があるかどうかで評価は決まってくるわけですね。

例によって長々と書いたけど、人付き合いをそこまで重視しないままで「会社でそこそこ以上に出世したい」と思ってて、実際そうなってなくて「もっと実力をつけなくちゃ。やっぱり大学院に進学すべき?資格が必要?」とかの間違った方向性に突進してる人にとってのブレーキ材料となれば。
(個人的には、そういう人には是非、そのまま猪突猛進してもらって、会社員人生がなんらかの形で完全に終焉を迎えた後で『今のお気持ちは?』とリポーター気取りで笑顔でマイクを向けたいけどなw)


あ、動物的要素でいうと、人間の鼻では知覚はできませんが、人間が「嫌いだと感じる相手と接するとき」に放つニオイというものがあります。
そのニオイ自体には相手も気づきはしないけれど、やはり潜在意識というか本能というかでは、

「あ、コイツ、こちらを嫌っているな」

ということを感じ取ります。

で、自分のことを嫌っている人間のことは、同じように嫌いになっていきます。

だから、

「そもそも人嫌いで、他人と接するときには(べつにその相手のことが嫌いというわけでもないんだけれど)義務感などで厭だと感じている、うんざりしている」

と、「私はあなたのことが嫌いですニオイ」が出ちゃうんですよ。それは相手に伝わりますし、どんどん嫌われていくのも道理……。
(だから、もともと人嫌いなんですとか、人と接するのが苦手とか、集団行動が楽しくないとかは、それだけで不利なんですね、会社で出世するとなると)

ここでちょっと超感覚ヒーラーぽいことを言うと、私も物理的な鼻での嗅覚としてはこれらのニオイを感じ取れはしませんが、霊視という形で感じ取ると、

「私ってそもそも、人間のことが嫌いですニオイ(≒人嫌い臭)」

をプンプンに放っている人というのは、います。
(これは、体臭がきついというのともまったく異なります。人間の鼻で知覚できる体臭としては全然気にならない無臭さだけど、『人嫌い臭』はプンプンに放っているという場合もあります)

逆もしかりで、「私はあなたのことが好きですニオイ」もあります。
これが一般化すると、「人好き臭」になります。

とりわけ目立った特長がないのになぜかいつも人に囲まれて楽しそうにしている……という人は、まさにこの、人好き臭を放っているから周囲の人がそれを嗅ぎ取って楽しくなり、自然とその人のもとへ惹き付けられる……という図式だったりもします。

大雑把にポジティブな人生とネガティブな人生を分けた場合、ポジティブな人生を実現するうえで一番手っ取り早く誰にでも習得が可能で、かつ万能で世界共通の武器があるとすればそれはやはり、

人好き臭を放つ人間になる

ってことじゃないかな……。
(あ、でも現時点で人嫌い臭を強烈に放っちゃう人とか、そのニオイを放つ原因となる人嫌い思考パターン各種をワークして変えるのが大仕事の人もいるか。手っ取り早く手に入る、とは一概に言えないかも)
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