社長が経理をやるデメリット

べつに法人化したうえでの社長でなく個人事業主でもなんでもいいんですが、事業のビジョン全体を見渡したり、「思いは実現する」を地で行くポジションの人があまり、現実的な可能性(を狭める物事)を見るとこんなデメリットがあるなぁ、と思うようになったので1つ。

思考がケチくさくビビりがち、慎重になり、かえって事業が縮小する

という危険性があるなと感じます。

大風呂敷を広げすぎて収集がつかなくなったり、絵に描いた餅から現実に落とし込めなくなるのは本末転倒ですが、予算がどうのこうのとか、コスト削減により収益が増大云々、ということのほうに社長本人が意識を持って行かれると、肝心の「未来(を創出する想念)」がおざなりになり、結果、尻つぼみの現実しか訪れない傾向があるな、と。

個人事業主の場合、税理士や公認会計士に財務・税務をお願いするとお金がかかるので、ケチくさく?あるいは外注するメリットがないとの判断で?自分で帳簿つけをやってしまいがちなんですね。

で、そういう帳簿つけを事務的にコツコツとこなしつつも、想念が収縮していかないならそれでいいんです。そういう器用さを持ち合わせているなら、問題ないと思います。

でも、そうでないなら、カネがかかってもいいから、外注して専門家にやってもらったほうがいいと思うなー。

自分の頭では

「私は器用だ。帳簿つけを自分でやったところで、事業の発展に向ける意図が収縮したりしない」

と思う人もいるかもしれませんが、もし事実、以前よりもせせこましい経営状況になってきちゃってるなら、思い違いなんじゃないのー?と言いたいです。

また、帳簿つけとは別に、帳簿……というか、会計状況を社長(やそれと同等の役割を果たす個人事業主)が意識しすぎる最大のデメリットとして、

あんまり儲けないほうが、収める税金が少なくて済む(から、たくさん稼がなくていいや)


と思うようになることです。

「いくら稼いでも、税金で全部もってかれちゃう」という想い(被害者意識)を抱くようになったら末期

だと思います。

俺がたんまり稼いで、国を養ってやってるんだぜ!ほらほら、好きなだけくれてやるよ

くらいに思えてたほうが、まだ健全だよね。

できれば

「どれだけ税金を収めようとも、コストがかかろうとも、それらを引いてあまりある富が、自分には常にあり続ける」という思考が成立しているのが望ましい

です。

チャラチャラフワフワしたバブリーなモノの考え方をしろとは言いませんが、ケチくさい、せせこましいことを経営者が考えると、そっくりそのまま、会社(や屋号としての営利団体全体)がケチな状況になります。

ほか、単純に作業として社長の時間が帳簿つけに割かれるというのは、賢明とは言えないわけですし。。。

まぁそんなわけで、「俺はここに書いてあるようなマヌケな事態には陥らないぜ!」と思う社長以外は、財務は外だしにしたほうがいい鴨ね。
P.S
個人事業主で、税理士や公認会計士に頼むのもなぁ……という人は、各地域の青色申告会などを利用するとよいと思います。

帳簿つけや税金についてひととおりの知識をもった職員がアドバイスをくれますし、たとえば月2000円?で帳簿つけを代行してもらえるとか、メリットがたくさんあります(年会費は7000円くらい?)。

確定申告の時期には、税務署に出す前に職員さんがチェックをしてくれて、突っ込まれそうなところを事前に指摘して修正を手伝ってくれたりもするので、安心かと。

ご参考までに。
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