15歳から、社長になれる。

家入一真氏が書いた本。
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15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)
(2013/11/07)
家入一真

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家入一真って誰?という方はggrksこちらをお読みください。
(この本すごい泣けます。映画化してもらいたい)
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こんな僕でも社長になれた: -こんな僕でも社長になれた: -
(2012/01/01)
家入一真

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デブで不登校で東京芸大の受験に失敗して新聞配達のバイトをして出会い系で会った女子高生と結婚して子供できちゃってロリポップというレンタルサーバー屋の社長になって20代で億万長者になった人?
(『こんな僕でも~』の本を出版した後で激やせして、『15歳から~』の本の帯にあるようなイケメンふうルックスに変身した模様)

15歳から、社長になれる。というのは本当で、カネ・才能・人脈・決断・覚悟が全部要らない、ということを、おそらく15歳らへんの人に向けて書いてるという感じ?

起業というとハードルが高く感じられるのかもしれませんが、フリーランスで内職してる感覚とそう変わらないというのが、おおかたの零細・中小企業の社長さんの正直なところではないかなぁ?
(最近まさに、『自分を駄目な引きこもりニートだと感じる20~30代零細企業社長』たちと話をして、『独立して食えてるというだけの、社会不適合者だよね。集団から爪弾きにされてる点ではニートとまったく同じ的なw』みたいな自虐ネタで盛り上がったりしたんです私)

私自身は経営者としてたいしたことをしてきているわけではありませんが、経営のエッセンスというか、感覚値みたいなものくらいはわかってるつもりでおります。
で、そういう人間からするとこの本は、「そうそう、そうなんだよね。できちゃうんだよね」とうなずける点が多々。

なまじ会社に勤めてしまうと、その会社の出世の基準が山のようにそびえたって感じられ、

「経営者になるのは、とても大変なことだ。これこれこんな経験と能力を備えた、非常に優秀な一部の人間だけが、なれるのだ」

という勘違いをしてしまうんですね。
(そりゃたしかに、大企業の経営幹部には、零細・中小企業を経営するのとはまったく違う手腕が要求されている感はあるので、経営者をやりさえすればどの会社でもすぐ切り盛りできるとは思いませんけど)

でも、そうじゃないよ、と。

小規模で無理なく、フリーランスという位置づけに近くてもいいから、起業というのは身近にあるよ、という。

15歳でなくとも、起業を漠然とでも考えてる人は、読んでみてもいいかも。



この本を読む前から私が密かにおすすめするのは、

就職する前に起業しておく

というスタンス。

15歳はいくらなんでも、だとしても、高校生や大学生のうちに起業しておき、学業の傍らで社長業・経営者を経験しておくのは非常に有益だと感じます。
(でも高校生だと受験のことがあるから、『大学生社長』になるのが一番、無難かな)

もうね、就職のとき全然違うから。

いわゆる学生学生した学生って、バイト以外に主体的に働いたことがないから、どうしても志望動機なんて言われても「プータローが嫌だから」に毛が生えた程度にしか持てないし、それゆえに面接ではフワフワした形式的なことしか話せない。社会の仕組みを知らないからこそ、勘違いをして、その勘違いに基づいて膨らませたトンチンカンな志望動機アピールをしてしまったりもする。

でも、いざ自分が主役になって、責任をもって、社会に向かってビジネスを実際にやってみると、志望動機なんて言われなくてもいくらでも湧いてくるんですね、しかも経験則と社会の実状に則した、地に足ついた内容で。

あらかじめ新卒採用の時点で「社長やってました」というだけで、入社後のイメージまで有利になってしまう(疎まれないように上手にアピればですがw)。出世への優先予約チケットをもらえたようなものです。

なんなら履歴書とセットで、自分の起業した会社の財務諸表も添付して会社に提出してやればいいw

そのうえで、

「はやく社会を知りたくて、○○なら誰でもできると聞いて起業してみました。だからもともと、べつに○○をどうしても仕事にしたいと思ってたわけじゃありません。でもやってみると、~が~なのが面白いと思ったし、逆に『自分は本当は、~を~したいのかもしれない』と思うようになりました。小規模な起業スタイルと現時点での知識だけではそれが見えなかったので、御社で~という経験を積んで、御社の業績に貢献しながら成長していけたらいいなと思って志望しました」

とか言えたら最強だと思うよ?

それで学校のほうも単位を問題なくとれてたらパーフェクト。
たとえもし留年したとしても起業経験あってちゃんと卒業見込が出てるなら、べつに浪人・留年なんてハンデは吹き飛ぶでしょ。

さらにいえば、起業経験があれば「べつに就職活動で受けた会社がどれも魅力的に見えなかったら、このまま起業家として続行すればいいや」と思える。

そうすると、内定乞食みたいに、あまり良いとも心底思えない会社に向かってペコペコしちゃう、みたいなこともしなくて済む。ただ大手で有名だというだけで、そのブランドに目がくらむこともない(有名企業だから自分が働くうえで合ってるとは限らないんだよね)。
傲慢になるわけじゃないけど、あくまで対等な立場で、会社に対して「雇用契約を結ぶ(に値する)かどうかの商談」というスタンスをとれる。これってけっこうぞくぞくしない?

それで本当に納得できた会社に入ればいいし、またその会社にしがみつく必要もない。
なんならまた起業しなおして自分で食ってくけど?という余裕が良い意味で安心感につながると、かえって会社の仕事にもいちいち不平不満を言わずに取り組めたりして。

自分自身が独立して気づいたことですが、フリーランスでも(個人事務所的な小規模の)起業家でも、みていて共通するのは、

会社員になる前から、バイトでもなんでもフリーランス的に、受け身でなく主体的に働いて、自分のキャリアについて考えたことがある

人ばかりなんです。

なんとしても、どんなに嫌な思いをしてでも会社に養ってもらおうという奴隷根性を持たずに済んでる。

これから終身雇用がますます夢と消えて行くであろう時代のなかで、臨機応変に、勤めたり自営したり起業したりをそのときどきの情勢と自分の気持ちにしたがって、嫌じゃない感じで社会をサーフィンしていけたら素敵じゃない?

独立経験あって経営者から信頼されてた人が、本来なら新卒のヒラ社員から十何年もかけて出世しないとなれないようなポストにヘッドハントされる、みたいなこともよくあるし。

自分という商品も、売り方次第で値段は変わる。
どんなに優秀でも、昇進制度がガチガチに制度化されてる大企業に入っちゃうと能力が活かしきれないし、もともとデキの悪い奴でも、起業するなりベンチャー企業に就職するなりフリーランスで活動するなりして経験を積めば、たいした仕事を任されてない優秀な頭をもてあます会社員より伸びられる。

ある意味、社会が不安定?でなんでもアリになるってことは、自分が負けてしまうのではなく、一発逆転みたいなチャンスも掴みやすくなるということで。

しかもそれが博打みたいなイチかバチかじゃなくて、どんなスタイルでもどこへ行っても通用する有様でいられたら、鬼に金棒、だったりしない?

なーんて。

起業は慎重にね♪(←オマエ、どっち寄りのスタンスなんだよ?w)
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