トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる

読みました。
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トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる~居酒屋の神様が教える繁盛店の作り方~トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる~居酒屋の神様が教える繁盛店の作り方~
(2011/04/18)
宇野隆史

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居酒屋など飲食店を多店舗展開する、楽コーポレーション社長の宇野隆史氏による経営指南本。

店を出すというと、とかく、内装のお洒落さや、食材へのこだわり、味のよさ……といったハード面に意識が向きがち。

でもこの本では、客に愛される店主になることが大事、客のことを思いやれる店主であることが大事というふうに、人間性などソフト面の大切さを説いています。

タイトルはつまり「料理やカクテルづくりなど、たいして器用なことができなくても、居酒屋は繁盛させられるぜ!」という意味合いからなのでしょう。

もちろん、甘い話ばかりではなく、現実的に資金繰りの話や、独立のリスクなどについてもきちんと、おさえるべきところはおさえています。

この本は居酒屋に的を絞って、飲食業で独立したい人向けに書かれていますが、たとえば私のようなヒーラー、カウンセラー、セラピスト、美容師、あるいはもっと別の業態でも、「店主の力量・人気がモノをいう」類いの業種で独立する人に対してなら何かしら役に立つヒントが満載なのでは。



第2弾となるこちらの本は、1冊目に増して、「店主のキャラ・人間性」について触れる度合いが高くなっています。
はっきりいって、居酒屋の店主などお客さんをお迎えする人間は、本人の自覚があろうとなかろうと、テレビタレントとほぼまったく同じ類いの資質(一個人としての輝き、オーラ、のようなもの?)とエンターテイナーとしての接客能力が求められるのだなぁと思わされます。
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笑う店には客来たる 楽しむ人には福が舞う笑う店には客来たる 楽しむ人には福が舞う
(2013/09/24)
宇野隆史

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たぶん、そういうものがお客さんから求められているということに気づけない人が、
「店が繁盛せず閑古鳥が鳴いて困っている」
みたいなことを言うのではないかなぁ……。
そして、メニューが悪いのかとか、料理の味が悪いのかとか、立地が問題なのかとか、いろんな的外れな憶測をしてしまう……的な。

一流の料理が食いたきゃ、人はそういう店に行くんですよね。

高級料亭でもなく、チェーン系列の居酒屋でもファミレスでもなく、なんでこの個人経営の居酒屋なんだっけ?となったとき、やっぱりモノを言うのは「人(=店主やスタッフの人柄、それらが醸し出す店の雰囲気)」だよねぇ、という。

べつにどの道で独立を目指すでなくとも、単純に著者の思考パターンが面白いので読んでみるというのでもオススメ〜。
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