負の貴人

この本に出てくる概念(というか、著者自身も、どこかからの引用として紹介している)です。
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(2011/02/28)
本田 健

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(ちなみに本田健さんの著作は、紙の書籍だと普通に1000円前後しますが、どういうわけか?Kindle向け電子書籍だと軒並み150円が定価に値下げされているので、安価に買い求めたいならKindle版をおすすめします)

負の貴人とは、一見マイナスに思える影響(というか刺激)を与える人のようです。ツキを下げるというニュアンスが強いみたい。もしくは、厄介事をもたらすトラブルメーカー。自分にストレスを与えてくる、敵。邪魔者。めんどくさい人……的な感じ?

で、本のなかで面白いなぁと思ったのは、そういう負の貴人を遠ざけよ、とは書いてないんですね。
そういう負の貴人との付き合いは、(面倒事を自分の人生にもたらすからこそ?)人生の深みを教えてくれる。自分をより成長させてくれるとあるんです。

つまり、一見マイナスに思えるような

負の貴人との付き合いでさえも、広いこの世界で巡り会えたものすごい奇跡。そこから学びうる恩恵はいくらでもある

という捉え方を推奨しているんです。

どんな厄介で嫌いで面倒くさくて鬱陶しい、生理的に不快なキモダサに思える人であっても、自分の現実に出てきている時点で、それは負であれ正であれ、貴人の可能性があります。
本当に学ぶべきことがない、付き合いを持つ必要がないと思ったらそう振る舞ってみて(=あまりその人と付き合いをもたないようにして)、それで腐れ縁などにもならなかったら、それはそれでOK。

だけど、そうしてみてもなぜか、くっついてくる。一緒にいるハメになる。
……ということはその人は、自分がまだ何かを学びうる余地がある「何か」をもたらしてくれている、負の貴人なのです。
それは正の貴人(いわゆる、ツキを運んできてくれる人、福の神的な存在)とベクトル(=向き)が逆なだけで、いずれにせよ「恩恵」をもたらしてきてくれている点では、等しくありがたい存在なのですなぁ。

私もこのことを胸に生きていくよう心がけてますわ。できてるかどうかは別としてw




よくヒーリングセッションでも、

「大嫌いなあいつを、自分の目の前から消し去りたい。どこかにいなくなってもらいたい」

という相談はわりとよくあります。

そこで

「その、大嫌いで面倒なことばかりしてくる人と出会うことさえも、自分にとって最高最善だから創り出された現実だとしたら、なぜ出会ったと思いますか?その人がまだ、目の前からいなくなっていないということは、まだその人との付き合いのなかで学ぶべきものを学びきっていないということだとしたら、あと何を学べると思いますか?どんな学び残しがある故に、その人がまだいなくなってくれないんでしょうか?」

と聞くのですが、

「はぁ?あいつから学ぶことなんて何も無い!私のほうが望んであいつと出会う現実を引き寄せた?そんなの絶対にありえない!害でしかないです。悪いのは100%、向こうのほう。私は被害者。こっちは絶対に、どこも悪くないという自信があります!悪いのは、あいつなんです!」

という答えしか返ってこないと、絶句。

はい、掘り下げ終了ー。
(それだと癒せません)


ですわ。

それでいて

「どうして私の人生ってこうもうまくいかないんでしょう?どうすれば人生が好転すると思いますか?どうすれば物事がうまくいくんですか?私の好きな人やモノばかりに囲まれて、幸せになれるんですか?」

とのたまう。

それって、学校の入試試験とか資格試験で苦手科目を毛嫌いして取り組まず(その結果、学力が向上せず試験で良い点をとれなくて)、不合格を続けている人が、

「どうして私、こんなに苦労しているのに、何回も受験してるのに、受からないんだろう?どうすれば合格できるんだろう?私、○○の科目なんか大っ嫌いで、悪いのはその科目のほうだと100%自信があるから、ぜんぜん勉強してないけど。それっていけないこと?どうしてそれだと合格できないの?」

とか言ってるのとおんなじやで。

どうーーーしても目の前から消えてくれない敵、嫌いな人&物事があるなら、まさにそこが人生を切り拓く突破口なんちゃうの?

そこ、見えてるのに、まだ取り組む余地があるのに、意図的に目を背けてスルーして別の手段を探して、見つからない。
だったら、それはもう、腹をくくって、嫌でもなんでも、向き合ってみたら?取っ組み合ってみたらどうなのよ?というね。

言うは易し、だけどねー。(遠い目)
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