長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ)

一粒でどんだけ美味しいねん、って本です。
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長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ)長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ)
(2011/09/23)
長岡 亮介

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表紙だけを見ると伝わらないのですが、辞書なみに分厚いです。

表紙の帯部分にも書いてありますが、この1冊に、高校数学1・2・3・A・B・Cの6冊分が凝縮されているんです!!

さらにデータCDが付属していて、数学者の長岡亮介氏が講師として、非常ーーーーーーにわかりやすく音声講義しているmp3ファイルがこの本の全範囲分、収録されています。(トータルの講義時間は100時間以上!)

データCDのなかには6分野それぞれの問題集+解答がPDF形式で収録されていて、問題演習もばっちりカバー。

自分が大人になって学生時代よりも頭の回転が速くなったためなのか、長岡先生の講義が秀逸すぎるからなのかはわかりませんが(←おそらく後者)、高校時代に教師の話を聞いてもさっぱりわけがわからなかったはずの内容がすんなり頭に入ってきます。

こんなに数学が面白くて素晴らしい芸術だと高校時代に気づけていたら……と悔しいような気がしますが、少なくともいま、気づけたので幸いと思うことにします。


物好きな人だけでなく、公務員試験などで数学が必要になったけどどこからやりなおせばいいかわからない!という人(特に私立の文系学部にいる大学生?)には福音となるんじゃないかな。


これ書くとしみったれた愚痴&後悔みたくなって厭ですが、自分は高校時代に、これといって進学校というわけでもない高校に入り(将来は芸事の方面へ進むからべつに学校は偏差値が高いところに行かなくてもいいやと思っていた)、でも純粋に学校で勉強ができることは嬉しいなぁと捉えているタイプでした。

が、文系か理系かを選ばされ、「役者とか作家、アナウンサーをやるなら文系だよなぁ」とわりと前向きに文系を選んだら、その高校は「頭がいいのは理系、文系は馬鹿」という区分がカリキュラム的にも成立しているところで、「どうせ(レベルの高い大学なんて受けないだろうから)要らないだろ?」とばかりに、理数系の科目はそもそもほとんど教えてもらえない、あるいは教えるとしても基本だけで、演習問題の大半は「こっちは理系の頭のいい連中向けだ。お前ら文系はどうせやってもできないから」と割愛される始末。

騙されたような気持ちで、でも実際、大学入試では自分の志望校なら数学も理科も要らないのでまぁいいのかな……という感じで悶々としたまま、いつも「なにか物足りない、不完全燃焼だ」と思いながら過ごしていたのでした。
(ただ、選択した理科科目である化学がものすごく面白く、また異常に出来が良かったので、いっそ化学者という手もあるかな……と途中で決心が揺らいだりしましたがw)

でも!!

ようやく自分の生活にゆとりが生まれて、好きなことを自由に伸び伸びできる環境が整ってきたこともあり、今は学生時代にやり残したことなども含めて、やりたいようにやっています(←定年後のジジィかよ!)。

文句あっか(笑)。
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