弁護士イーライの不思議な日常

シーズン2(完結)まで一気に観ちゃったw

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(2011/10/19)
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内容は、もともと「カネこそすべて!」の悪徳弁護士としてヤリ手だった主人公のイーライが、脳腫瘍の副作用で不思議な幻覚(≒神からの啓示)を見るようになり、人権擁護など人道的な案件を手がけて「善き人・神からの預言者」として生きるようになる……というもの。

海外ドラマで霊能者が活躍する法廷ドラマでは、検事側で「ミディアム」がありますが、それにちょっと設定が似てるかも。
ただ、ミディアムが犯人を追い込んで行く刑事モノの要素が強いとすれば、こちらは被害者を護るハートウォーミングなヒューマンドラマの色合いが強いかな。

gleeもかくや!とばかりに、イーライが見る幻覚のシーンでは、めっちゃ衣裳やセットに凝った歌&踊りが披露されたり、なぜかジョージ・マイケルが何度もゲスト出演したりして、エンターテインメント作品としても楽しめる。

どうしてもミディアムと対比して観ちゃうんだけど、ミディアムでは主人公のアリソンが女性で、立場としても基本は主婦。検事局の仕事はパートタイマーで、クビになってもべつに……という位置づけ。だから(?)ある意味開き直って(?)、自分の霊能力の話も強気で全開にしていくわけです。それこそ、なりふり構わぬ風情で。

それに対してこの作品のイーライは男性で、学歴も高く弁護士事務所のパートナー(副社長)レベルというエリート会社員。さらにマンションのペントハウスに住むという生活水準激高なステータス。
男性に社会的に求められがちな「体裁」や「ステータス」、「理性に沿った行動(感情にまかせて行動すると顰蹙をかいやすい)」といったものを気にして葛藤を抱え、周囲の人間(=みんな高学歴のヤリ手な弁護士ばっかり)たちからバカにされずに霊感をいかに理解してもらうか……に苦心する様子が描かれます。

前から思ってたんですが私、ドラマや映画に出てくる霊能者って、わりと女性、しかも主婦とか自営業みたいに、ある程度自分らしく生きることが容認されやすい設定であることが多い気がしてるんです。
で、まさにその「女性である」「会社員ではない」という点のおかげで、キャラが護られやすいというか、霊能者であるということが周囲にも容認されやすいというか、霊感があるが故の突飛な行動や言動、トラブルに対処している時間といったものがそこまで「異常」扱いされずに済んでいる気がするのね。

だからこの作品のように、男性霊能者が主人公で、学歴や業績、会社でのイメージといったものが死活問題となる会社員という設定のドラマは、珍しいとも思ったし、(男性霊能者会社員に特有の悩みといったものが的確に描かれていたので)同じような境遇を経験したことがある男性として、嬉しかった。

俗世間としてのいわゆる「社会」ともうまく交わりつつ、そこで求められる責任も果たして、かつ同時に、神聖な導き、スピリチュアルな道のりを歩むことも両立する。

この難しいテーマが描かれている霊能者ドラマはそう多くない(というか、これ以外に知らない)気がするので、このブログで紹介してみた次第です。

観るならDVDを買うよりHuluが便利かも!?
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