練習しないで、字がうまくなる!

練習なしで、15分、この本に書かれたコツを覚えるだけで、見違えるように字がうまくなるという胡散臭い魔法のような本。

練習しないで、字がうまくなる! 15分でガラリと変わる上達法練習しないで、字がうまくなる! 15分でガラリと変わる上達法
(2011/12/16)
阿久津直記

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大手のペン習字通信講座が実は、「受講生がついてこられないせいで、途中でやめる」ことを促すことを目的にカリキュラム構成がなされているなど、字にまつわる業界に詳しい著者ならではの裏情報を織り交ぜつつ、

なぜ、世間一般に「これをやるのが字をうまくする方法だ」と呼ばれている方法各種を実践しているのに、いつまでたっても字がうまくならない人が多いのか

を、本の最初の1/3くらいを費やして述べています。

これで、自分が採っていた方法がなぜ結果に結びつかなかったかに気づく人もいるのでは。

で、本の真ん中の1/3くらいで、「(誰でも)字を上手に書くために選ぶべき筆記具」について解説してあります。

下手な字になってしまいやすい筆記具もあるのでそれを避けよう、というような趣旨です。
(小手先といえばそれまでのノウハウでしょうが)

最後の1/3くらいで、字をきれいに書くための「脳内イメージ」のコツについて述べてあります。

で、それらの要領を飲み込めたなら、何ヶ月~何年も、こつこつと字を書く練習などせずとも、あっという間に字がうまくなるよ、という寸法。

まあねー、これだけで劇的に、どんな長い文章でも全部、きれいな字で書けるようになるかなーというと、さすがに疑問ですが、

字が下手な人がわりとみんな共通して抱いている、「字を書く」ことにまつわる誤った思い込み

に気づかせてくれて、目を覚まさせてくれて、正しい(とされる)認識についての答えやヒントもくれているという点では、有益だと感じる人も少なくないのでは。

ちなみに、この本をプチ速読で15分かけて読破しましたが、ビフォーアフターばりに、本を読む前後で実際に字を書いてみました。

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青が読書前、赤が読書後

どうでしょう……?

「なんだ、変わってないやん。結局、この本に書いてあること、嘘やんか」

と思う人が出ないことを祈って。。。

ご参考までに。
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