おすすめ韓国語教材

え!韓国語って、、、。と驚くなかれ。(いや、驚くだろ)

ゼロから韓国語を自習する、という前提で、おすすめの教材を紹介します。

ハングル文字がチンプンカンプン、という人はまずこれをみっちりやるのが◎。
 ↓
目からウロコの ハングル練習帳 (基礎から学ぶ語学シリーズ)目からウロコの ハングル練習帳 (基礎から学ぶ語学シリーズ)
(2004/11/23)
八田 靖史

商品詳細を見る

この本で1冊かけて述べられていることは、たいていの韓国語入門の参考書で最初の課でさらっと述べられて終わります。

が!

ここをパラパラめくって「ふぅ~ん」程度で終わりにして次の課に進むと、「ハングル酔い(←ハングル文字を見てクラクラすること)」が起きて頭の回転が即座にストップし、チンプンカンプンになって挫折、という道を辿ります。

脳内に、ハングル文字をパッと見てその発音がわかるようになる神経シナプスが構築されるまで、先に進まないというのがある意味で、「急がば回れ」の効果があるのではないかなと個人的には思っています。
(韓国語を挫折する人の大半はこれができていなくて、例文や文法を扱う課に進んでなお、ハングル文字を見て「えーと、これは、、、kと、、、これはuだっけoだっけ?じゃあ、、、ク?あれ、このパッチムは読むんだっけ、、、」と何秒もモタモタしています。こんな状態では「学習」自体が成り立ちません。でもって嫌になって投げ出すのですw)

発音については、あまり神経質にならないほうがいいと思っています。

英語をジャパニーズイングリッシュで日本語みたいに中学生が音読するが如く、最低限、頭のなかでのハングル文字の読み書きができていれば、大人が自習するうえでは最初は問題ない(←完全にないわけじゃないけど、すくなくとも完全な発音に拘泥するよりはスムーズに学べる)といえます。

この点では、「完璧主義に陥らないこと」が重要となります。
(完璧主義がある人ほど、으と우の違いをいきなり完璧にしようとしたりします。が、本場の韓国人がそれらの音を使い分けるのを聴いた経験がゼロの場合、もし教材にCDがついていたとしても、いきなりそれを何回も聴いて、正確に自分がその2つの音を発音し分けできるようになるには、時間がかかります。音のズレを指摘してくれる先生がいつも近くにいてくれるならまだしも、独習でそれをしようとしても、効率が悪いです)

あえていえば音については、学習の超・初期段階では自分で発音できるようになるより「聴き取り・聴き分け」ができるようになることを優先すべきでしょう。

(たとえ単語の意味がわからなくても)ハングル文字をスラスラ日本語と同じように速く読めるようになったら、次に進みます。
      ↓
文法から学べる韓国語文法から学べる韓国語
(2004/05)
李 昌圭

商品詳細を見る

「えー?文法?そんな面倒なことするより、手っ取り早く通じる会話能力を身につけたいよ!!」
と思う方は少なくないかもしれません。

が、私は、会話より文法の習得を優先すべきだと感じます。
(これは英語など、どの外国語の習得についても言えることです)

なぜかというと、会話文例集を膨大に暗記したとしても、それらは(それら文例の暗記を通じて、文法の規則性を脳が理解する、というような自然発生的な学習が成立しない限り)応用がきかないからです。

人間同士の会話は、必ずしも教本の会話文例集のとおりにはいきません。

また、文法もわかっていない人間が会話の文例を暗記するとなると、それはもう単純に、なんの意味ももたない文字の羅列を覚えるようなもので、理解を助ける要素が存在しえなくなります。

が、文法を知っておけば、

「나는 일본인입니다.(私は日本人です。)」

という文例が出てきたとき、「나(私)」のあとに「는(は)」という助詞がつく、、、というふうに文法の論理が理解を助けてくれます。

そして、文法の理解ありきで文例を覚えた場合、主語が「私」でなくて「あなた(당신)」に変えることもできる、とわかりますよね?

つまり、

「당신는 일본인입니다.(あなたは日本人です。)」

と、言葉を組み合わせて新たな表現、文章を創り出すことができるようになります。

さらに、「입니다(~です)」の疑問形が「입니까(~ですか?)」だと文法的に理解すれば、

「당신는 일본인입니까.(あなたは日本人ですか?)」

というさらに新たな表現が創れます。

こうした文法の理解から、「~です」の「입니다」と、「~ですか?」の「입니까」は、最初の2つの文字(입니)が同じで、最後だけ「다」になるか「까」になるかの違いだとわかってきます。
こういう文法の特性が分かると、別の表現でも肯定形と疑問形を、この違いのパターンからアタリをつけられるようになるというか、「ああ、疑問形だから最後は“~까?”で終わるのかな?」といちいち参考書を見なくても自分で言葉を紡ぎ出せるようになるのです。
(もちろん例外はあるので、単一のパターンを過信しすぎるのはよくありませんが、たとえば英語で動詞を過去形にするには『~ed』をつければいいと学習初期で学ぶような、『ある程度は通用する原則』を仕入れるのは大事です)

そんなわけで、会話云々をいう前に、基本文法の習得は欠かせないと感じます。

この2冊をしっかりやれば、日本語と韓国語の文法の類似性と、ハングル文字を難なく読み書きできる能力の成熟があいまって、飛躍的に語学力、、、少なくとも、「韓国語の学習効率」が向上するはずです。

ここまできてようやく、会話文例や単語の暗記にとりかかる素地ができあがります。

ただ、文法偏重主義の学習者などは今度は、

「文法がわかっていれば、その都度、ゼロから文章を思いついて構築すればいいだろう?」

と思いがちです。

が、日本語を母国語として話している私たちでさえ、会話のいちいちをゼロから構築していることは、実は稀であることに気づくはずです。

「でしょお~?」

「わかるゥ~」

「はいはい」

といったよく使う相槌はもとより、

「何か質問はありますか?」

「すいません、○○を取ってもらえますか?」

「あんたに言われたくない!」

といった、決まりきった“フレーズ”はありますよね?

よほどクリエイティブな会話でない限り、日常会話というのは、「単語を文法に沿ってお互いがゼロから組み立てて文章をやりとりする」というふうにはなっていないものです。

慣れた人同士でテニスや卓球をやるように、反射的に「なんとなくそれ相応な」フレーズをポンポン応酬しているだけだったりするのです。そこに、日時や曜日、何をするのかといった重要な単語が混ざることで、話が進むだけなのです。その重要な要素以外は、決まりきった言い回しを使い回しているだけだったりします。

そんなわけで、「すぐ使えるフレーズ」「数字や単語などを入れ替えるだけでいくらでも使い回せる万能表現の雛形」といったものを、頭に仕入れておけるかどうかで、会話をスムーズにいかせられるかどうかが決まってきます。

だから、例文を暗記するのです。

おすすめの教材はこちら。
 ↓
やさしい韓国語会話―基本表現でらくらく話せる (CDブック)やさしい韓国語会話―基本表現でらくらく話せる (CDブック)
(2002/03)
石田 美智代

商品詳細を見る

付属の音声CDでは、日本語のあとに韓国語のその表現が録音されています。
なので、日本語が聞こえてきた段階で、一瞬の後には韓国語表現が頭にパッと浮かんで口から0.5秒くらいの早口で言えるまで練習すると最強です。

すぐ頭に浮かんで口をついて超早口で言いきれる、という「脳の瞬発力」がポイントです。

「えーと、私、、、は、ナ、、、だっけ?で、そのあとに、助詞のヌンがきて、、、」

というようにモタモタしているうちは、まだ脳にそのデータが定着していません。
この段階でもし、その文例を口に出して相手に言うのがふさわしい会話のシーンに遭遇したとして、スラスラと喋れるとは思えないでしょう。

繰り返しになりますが、文法力がついたうえでの例文暗記は、たんなる「(意味もへったくれもない物事を)丸暗記」するのとは違った脳の働きが生まれます。
暗記するなかで、文例と文例のなかから文法の規則性に気づき、活きた文法知識がより「使い物になるレベル」に強化されていくという福次的効果を持つようになるのです。

また、単語の暗記という点でも、例文の暗記は有益です。

それこそ何の脈絡もなく単語だけを次から次へと、辞書の丸暗記をするように覚えようとしても、人間の脳は退屈して飽きてしまいます。

文例に織り込まれた単語を、知らずのうちに覚えていて、別の文章に挿入するという応用もできるようになる。これが理想です。

あえて単語だけをどうしても強化したいというのであれば、単語集としての教材もあるにはあります。
 ↓
キクタン韓国語 入門編―聞いて覚える韓国語単語帳 ハングル能力検定試験5級レベルキクタン韓国語 入門編―聞いて覚える韓国語単語帳 ハングル能力検定試験5級レベル
(2010/04/03)
HANA韓国語教育研究会

商品詳細を見る

が、この教材を貶すわけではないのですが、「鞄」、「机」、、、といったふうに、本当に何の脈絡もなく単語が羅列されていて、さあそれを覚えようと言われて、本一冊分の単語を自由自在に使いこなせるまでに覚えきれる人がどれだけいるのかは、個人的には疑問ですw

むしろこういう単語集は、あらかじめ文章テキストや会話文例を学習した人が、そのなかで出てきた単語を覚えているかどうかのチェックに使うというような「復習メイン」の使い方をしたほうが有益な気がします。

どうしても単語だけを暗記するという場合、「その単語を覚えるメリット」を自分が痛感できているかどうか、が記憶効率(と学習のやる気)に直結します。

暗記しなければ話にならないもの、、、といえば、「数字」「曜日」などが挙げられるでしょう。

こればかりは、「どうして数字の1を韓国語では일と言うの?」などと理屈で考えてもぜったいに埒が明きません(笑)。
覚える作業も単調でつまらないでしょう。

でも、覚えないとどうしようもないし、わからないまま韓国に旅行するなどして、会話自体はある程度できるとして、でも数字や月日をあらわす単語を知らないとなると、飛行機に乗り遅れるとかバスの行き先を間違えるといった不都合が生じます。損するのは自分なのです。「知らないほうが、知っているよりもメリットがある」というケースが、まずもってないのです。
だから、そういう単語だと人間は、しぶしぶながらも真剣に覚えます。覚えないとしゃあない、ということが腑に落ちているからです。

数字や曜日と同じように脈絡のない文字列で覚えるのが単調でつまらない単語であっても、たとえば、どう考えても日常会話で使うとは思えないような専門用語などは、「どうしても覚えなくてはいけない理由」がないので、覚えようとしても能率が上がりません。

つまり、覚えるのがつまらないとしても、覚えるメリットが見込めるのと見込めないのとで、記憶の定着率や勉強へのモチベーションが変わるのです。

その点、「日本人、学生、男性、女性、親、子」といった「属性」をあらわす単語は、日常会話で(お互いが自己紹介をするときなどに)よく使うであろうことが予想できるので、「覚えよう」という気にもなりますし、覚えた単語を使う機会が多いであろうと思えると、「この単語を覚えたので、言えるフレーズが増えてよかった」というメリットを実感しやすいです。

ようするに「学習するメリット」がどれだけあるかどうかが、暗記の効率&やる気にとってとても重要ということです。

単語はそうした、「実用度の高い低い」に則して、ボキャブラリーを増やしていくと効率がいいようです。
「日本語でいう○○を、韓国語で何と言うか覚えた!」
ということに、問答無用に快感を感じるようになると(←それは語学ヲタクの気質を持っているかどうかという天性の素質にも依るのかもしれませんがw)、単語の暗記はその人にとっては苦痛どころか、快楽をもたらす「どんどんやりたくてたまらないもの」になります。

同じ勉強するなら、苦痛と勉強をリンクさせるより、快楽と勉強をリンクさせたほうがいいですよね。
このへんは、意識的にそう思えるように自分で自分を自己洗脳するというような取り組みも多少以上、重要なのかもしれません。



韓国語の基本中の基本は、ここまでやればスタート地点は少なくとも過ぎた、という感じでしょうかね。

ここから先はもう、実践あるのみと感じます。いつまでも教材で、学校の授業みたいにノロノロ勉強していては、一生かかってもモノにできません。
(日本人からすると驚愕かもしれませんが、外国語は数ヶ月のうちに少なくともネイティブと日常のコミュニケーションを問題なくできる程度には習熟するというのが世界的な共通認識のようです。もちろん、言語的性質の差により、『○○人にとって、□□語の習得は、△△語を習得するより難しい(ようだ)』というような説もあるにはありますが。語学の達人ピーター・フランクル氏はその著書のなかで、『外国語は基本的に、2ヶ月でマスターすべきだ』との自説を展開しています)

これはなにも、テキストの類いを一切もうやるなという意味ではありません。
ただ安穏と、期間も目標期日も設けずに、なんとなく買ったテキストをやっていけばそのうちいいことあるかも、という受け身な姿勢はどうかねぇ、ということです。

自分のどこが弱いかを把握して、それを強化するのにどんな勉強がどのくらい必要かを考えて、能動的にスキルを伸ばして行く姿勢が欲しいよねということです。

この段階にきたら、もし学校に通うとか先生に師事するとしても、ただ漫然と言うことをきくのではなくて、
「この授業は、教え方は、レベルは、進度は、自分の目標とするスキルの獲得のプロセスとして、ベストといえるだろうか?」
という視点を、いつもどこかに持っているべきでしょう。
(あまりにも教材や学校、先生の指導の仕方に、自分自身で能力を身につける前から批判的になってもお門違いですが。。。でも、『ここにいてもできるようになれない!』と判断したら先生を変えるとか、そうした決断は自分側でする勇気と判断力を持つのは大事です。時間は棒に振ったら回収できないので)

コミュニケーションの実践、となると、(これまでのテキスト主体での『読み』、『書き』学習に加えて)『聴く(リスニング)』、『話す』のスキルの向上ですね。

韓国語のリスニングは、英語やフランス語など欧米文化圏の言語に比べて標準スピードが遅く、日本語と同じくらいのスピード&発音1つあたりの情報量なので、発音そのものに慣れてしまえば、意外と聴き取りはあっという間にできるようになりやすいです。

ただ、日本語と比べて母音自体が多く(『ウ』と分類されそうな音が2つ、『オ』と分類されそうな音が2つある)、連母音や激音などと基本となる音そのものの数が多いので、こればかりはCDの模範発音を聴いて聞き分けられるように頑張るしかありません。

話すとなると、なんといってもネイティブの韓国人からチェックしてもらうのがなによりです。
友人に韓国人がいるなら先生役になってもらうのもアリでしょうし、韓国語会話教室に通うのも、このブログで挙げた基礎知識の習得を終えた後であれば、非常に有益かと思います。

かくいう私自身は、「青山国際教育学院」に通いました。
(今もその制度があるのかないのかわからないのですが、最初の2~3ヶ月、それこそ文字の発音を小学1年生ばりにガッツリやるようなレベルの学習範囲は、授業料を払うことなく無料で教わることができたのです)

さらに、このブログで私がハングル文字を打ち込んでいるように、パソコンでハングル文字を扱えるかどうかは重要でしょう。ハングルで電子メールを出すとか、もっといけばブログ書くとか、するかもしれませんよね?

Windows XP以降、あるいはMAC OS 8.5以上(もちろんXも含む)なら、韓国語を扱うことができます。
詳しくはここでは述べませんが、簡単な設定変更ですぐに使えるようになります。検索サイトで「Windows XP 韓国語」などと入力すると、いくらでも設定方法を説明してあるWebサイトがヒットします。

キーボードは、どのキーがどのハングル文字に対応しているかさえ把握していれば、日本語キーボードでも打ち込めます。ただ、それだと混乱するという場合は別途、韓国語で入力キーが刻印された専用のキーボードを購入して、韓国語でガッツリ文章を書くときには一時的に繋ぎ変えて使ってもいいかもしれません。



私自身、まだ韓国語は、(まだたどたどしい)英語よりもさらに初心者というか、本来ならブログで他人様にこんな偉そうに語れるほどの実力にはありません。

なので、上から目線で教えてやるよというよりは、「個人的には、こんなふうに学習するとよい実感を得ました」というような意味合いです。
(よく、私のブログは『文体が偉そう』という点に不快感を示す方が多いのですが、これは学生が論文であえて『である』調で書くような、あくまでモノ申すうえでの体裁を整えてみた、というニュアンスが大きいです。だって、文章でもし、『~だと思うのですが、、、』というような、“たしかに謙虚かもしれないけど、曖昧で何が言いたいかわからなくてイライラする”ような書き方をしていたら、かえって読みにくくありませんかね?本来は『少なくとも私はこう思ってる。でも完璧な自信があって偉そうにそう言ってるわけじゃなくて、もしアドバイスあったらしてもらえると助かる』というような気持ちでいても、文章を引き締める意味で『~なのです』と断言する形で述べていることも多いのです)

今は、韓流ドラマを字幕なしで「音は聴き取れる」ところまでは、来ました。
が、単語力を置き去りにしてしまったので、名詞や動詞といった「物の名前」「動作の内容」がわからないことが多く、暗号まじりの文章に聞こえて中身がわかっていない、、、というところ止まりです。

まだまだ精進せなあかんですな!!

P.S
唐突になんでヒーリングのブログに韓国語の話を書くのかって?

えー、べつに。。。いいじゃん(←そこなの!?)
関連記事
スポンサーサイト