行動分析学との出会いとクリッカー訓練

パラオのイルカ施設で働くなかで、動物の調教について齧るようになり、いいなぁと思った概念が、「行動分析学」。

入門には、こちらの書籍が最適かと。

うまくやるための強化の原理―飼いネコから配偶者までうまくやるための強化の原理―飼いネコから配偶者まで
(1998/06)
カレン プライア

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飼いネコから配偶者まで!!

イルカの調教も、基本的にはこの理論に基づいてやっています。

「無理強いをさせて従わなかったら罰を与える」という伝統的な動物の調教法は、現在ではほとんど使われていません。

むしろ、褒めて、気持ちよくさせて、そこにパブロフの犬みたいに条件づけをして、

「芸をしたら褒めてもらえる。餌がもらえる。そして褒めてもらいたい!餌がほしい!」

という動物の自由意思に働きかけることで、芸を“してもらう”んです。

紹介した本に飼いネコから配偶者までとあるとおり、イルカはもちろん、犬・ネコ、その他の小動物(ウサギやリス、鳥など)にも有効です。

持ち上げて褒めて自分のほうが折れるフリをして旦那を尻に敷く、という、賢い奥様必携の能力を培う(&実現する)ためにも、有益かとw

サメ(魚類!)など、ほ乳類以外の動物にも、その動物の知性によっては有効です。
(現在も、どこまでしつけは可能なのかを世界中でいろんな人たちが実践・研究・挑戦中)

身近なところでは、犬のしつけを行動分析学の「強化の原理」に基づいて、クリッカーを用いて行うというものでしょうか。

クリッカー(デザインや大きさ、音の鳴る仕組みは様々)
 ↓

こんなガイド本が出ています。
         ↓
はじめてのクリッカーはじめてのクリッカー
(2010/12/24)
新居和弥 & D.I.N.G.O.

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ガイドDVDまで!
     ↓
EZクリッカー・トレーニング1 [DVD]EZクリッカー・トレーニング1 [DVD]
(2009/07/22)
新居和弥、石綿美香 他

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個人的には、クリッカーは使っていませんが、鳥の調教をするうえで行動分析学は非常に役に立ちました。
ウサギやハムスターなどの小動物は、個体ごとの頭のよさや性別(オスのほうが賢いっぽい←条件づけがしやすい、と言ったほうが妥当かな)によりますね。。。

ただなんとなく、人間の子供にするように躾けを自己流で行って、たいして成果が上がっていないという人には目からウロコ放題かと。

スピ的なことを扱うブログとして最後にスピっぽいことを言うなら、躾けたい動物の波動や感情の流れ、思考を超感覚的に把握することを物理的なしつけの動作と同時並行で行うと、効果てきめんですよ。

(個人的な感想ですが、テレパシーで思考に訴えかけるだけの方法で動物とコミュニケーションをとって躾けるよりも、遺伝で本能的に受け継いだ行動特性に訴えかける適切なトレーニングを併用したほうが、無理なく躾けられる印象があります)

ご参考までに。

P.S
人間のしつけには、クリッカーを使わないことをお奨めします(笑)。
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